昔の仲間の来店は嬉しい

2005・5.14

左から、東京アンサンブルの田辺さん。ガリレオ・ガリレイは最高だった。
真ん中は、喜多川さん。ナレーターで活躍。
そして、畔上さん。かつて、お笑いの聖地・赤坂プレイボックスを経営。
多くのお笑い芸人を育てた実績をもつ。
そして、一番右端は紅一点江畠ちゃん。劇団俳小で活躍。、
そこに偶然登場した西田さん。かつては長い間劇団銅鑼に所属。現在はフリー。最近はなんと、演歌歌手金沢勇でデビュー
電話が掛かってきた。
「やー、久しぶり。畔上だけど」
「おー、どうしたの?」
「だいぶご無沙汰してゴメン」
「何かあったの?」
「今日、そちらに四人で出かけるから、よろしく」
暫らくして、喜多川、通称デンがやって来た。
相変わらず、背が高い。
若い頃は、ヒョロヒョロと足が長くて、電柱のようだから、誰かがつけた愛称だ。
次に、畔上がやって来た。
私よりは四つも年上なのだが、何故か仲間はみんな、名前は呼び捨て。
「田辺はまだ?」
「いや。田辺も来るの?どうしてるのかな」
そして、田辺、通称タベが来店。
「江畠はまだ?」
我々の中では、女性も呼び捨て。
苗字のときか名前の場合もある。
畔上の電話が鳴る。
「いま駅?」
江畠ちゃんからの電話。
「迎えに行ってくるわ」
さすがに畔上氏は昔から優しい。
名前を呼び捨てにしない。
そんな性格だから、滅多に怒ることもない。
だから、他人に好かれる。
最後に、江端ちゃんが登場。
これで、全員が揃った。
みんなの現況をそれなりに報告。
取り留めの無い話しなのだが、とても楽しい。
時間はあっという間に、四時間は経過しただろうか。
時間は、35年前にタイムスリップ。
そうそう、三島由紀夫が自決したあの時まで一気に遡る。
ある時から、私は彼らとは別の道を歩き始めた。
この店を開いたお陰で、また彼らとともに永い付き合いを出きる事は幸運。
お客さまが、皆との縁を偶然にも復旧してくれた。
大変に感謝している。