風太郎さんの築地寄席
2005・12.12(月))


ひさしぶりの築地。
6時頃に、築地本願寺に到着。
すでに、日はとっくに落ち肌寒い。
銀座にも、歩けば10分そこらなのだが、ここらあたりは、何となく寂しい。
寄席の開演は7時。
食べ物屋を探すが、意外と、このあたりには少ない。
わざわざ、江戸銀に行くほどでもないし。
近くに、美味しそうな鮨割烹があった。
もう、時間もないので、腹ごしらえ。
食べ終わった頃は、すでに、開演間際。
急いで、築地本願寺のブッディストホールへ。
ホールは、すでに、大勢のお客様。
時間通りに開演。
左から、ばか正&群丈
知るひとぞ知る、ガッポリ建設の登場。
群丈&ばか正コンビに会うのも久しぶり。
デコボココンビの繰り出すギャグには、いささか面食らう。
でも、元気そうでなにより。
バングラデシュの漫才コンビ 三遊亭窓輝さん
バングラデシュ人&日本人の漫才のあと、端正な面立ちの三遊亭窓輝さんの落語。
派手派手衣装だが、メガネは意外と地味だった
そして、本日の主役、風太郎さん、颯爽と登場。
いつもの、金ぴか眼鏡と思いきや、眼鏡は白い。
でも、さすがに衣装は、やはりけばくて、風太郎さんの真骨頂。
話しは快調にテンポ良く、才気煥発、小気味よい。
風太郎さんとは、前座の馬頭時代よりの知り合いだ。
早いもので、すでに、14年くらい経っているのか。
来年の3月、目出度く真打に昇進する。
優男風のさむ空はだかさん
そして、さむ空はだかさんの漫談。
飄々として、さり気ないユーモアを交えた語り口が楽しい。
浅草あたりには、私たちの知らない、
芸達者な芸人たちが、まだまだたくさんいるのだろう。
さすが、柳家喬太郎さん
本日のトリは、人気者の柳家喬太郎さん。
ピーポッポに来店した時は、何時もお題を頂戴。
喬太郎さんに、いろいろな、オリジナルカクテルを作ったもの。
今では、落語界の超人気者。
古典もこなし、創作落語では抜きん出た才能を発揮。
さすがに、今日の落語も淀みなく、情感がひしひしと伝わる。
すでに、大御所の風格さえ漂うと言ったら大袈裟だろうか。
きっと、これからの落語会を背負っていく、一人であることは間違いないであろう。