漫画「タナトス」の編集者と漫画家さん

2008年9月23日

夜中の2時頃、編集者の木暮さんがやって来た。
彼とは学生時代からの付き合いだ。
大学時代、ボクシングのライト級でプロデビュー。
その後、大手出版社に就職。
そして、あだち充の少年漫画作「H2」(エイチツー)の担当になった。
いまでも、木暮さんの年賀状は、
あだち充さんが描いた、木暮夫妻の似顔絵だ。

木暮さんは、私達の愛称ではよっちゃん。
先日、竹原さんと畑山さんのT&Hボクサ・フィットネス・ジムが、
ボクシング協会に、正式にプロジムとして加盟。
その報告と設立6周年をかねて、グランドプリンスホテル高輪で、
パーティーが、今日、開かれた。
その帰りに、漫画家の落合さんたちとやって来てくれた。

もう何年前だろうか。
竹原さんが私の店に来た時、
沼田ボクシングジム通いの大学生だった木暮さんを紹介した。
それ以来、竹原さんと木暮さんは意気投合、友達付き合いをしている。
今回出版されている「タナトス」も、
竹原さんが原案で、木暮さんが編集担当をしている。

男のロマンと熱情の世界を、落合祐介さんが
ダイナミックにして、凛々くも、雄渾、
そして流麗なタッチで描きあげている。
「マスター、これ、オチが描いたやつ。7巻だけだけどあげます」
週間ヤングサンデーで、
連載されていた人気漫画の単行本「タナトス」だ。

そこで、私は落合さんにサインの頼んだ。
すると、にこにこ笑顔で、私が運んだサインペンのケースから、
何とか選んでサインをし始めた。
私はてっきり、名前だけかと思ったが、
彼は真剣に、主人公の藤原陸の顔を描き始めた。
そして、表紙の裏のページいっぱいに、
サイン入りの漫画を描いてくれた。

これからも、さらにさらに、連載は続く。
私もいただいた漫画を、早速、翌日読んでみた。
ボクシング好きの私にとっては、最高に面白い漫画だった。
これから先は、自分で買って、愉しく読ませていただきます。
木暮さん、落合さん、どうもありがとうございました。