today’s comment March2005.03 3/30<水> 「談話室 滝沢」が3月いっぱいで、全店閉店になる事に決定。 私が学生の頃は、まだ何処にでもある喫茶店だったような気がする。 新宿の東口近くの店で、多分本店であると思うが、時々顔を出した。 その頃は、新宿にアルタなどまだ無く、食品のデパート「二幸」であった。 その前は芝生の庭があり、ヒッピーが夜も昼もたむろしていた。 三越の裏には喫茶「白十字」があり、新宿を仕切る一匹狼の大親分がいた。 その裏手の辻には、名曲喫茶「らんぶる」 その前が、世界中のヒッピー族にも有名な喫茶「風月堂」 店内は煙草の煙はモウモウ、議論白熱でワンワン耳鳴りのするほどの凄まじさ。 でも、若者が蠢き逞しく生きていた感じだ。 週末になると、新宿の西口の地下は、フォークソングのライブでギッシリの人の群れ。 やがて、若者達が新宿駅を占拠する、新宿騒乱事件がおきた。 時の経過が事件とともにはっきりと、映像として確認できる時代に、 青春を迎えたことはきっと幸運なことであろう。 しかし、「談話室 滝沢」も閉店すれば、あの界隈の古い喫茶店は、「らんぶる」だけになるのか。 やはり、一抹の寂しさをおぼえる。 呟き日記を更新 |
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3/28<月> 今日は肌寒い一日。 膨らみ始めた桜の蕾みもまた閉じてしまった。 どうやら今年は入学シーズンに、桜が満開になりそうだ。 やはり、人生の大事な記念日。 満開の桜が華やいで祝ってくれるのは嬉しいもの。 |
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3/22<火> マネキンってもともとはフランス語の、マヌカンから来ているのですね。 明治時代後半あたりに、日本へやって来たらしい。 しかし、マヌカンは「招かん」に響きが似ているので、縁起を担ぎ、「招金」になったようだ。 日本人って感心するのは、意外とユウモアがあって、遊び心にたけているのだよね。 さらに驚いたことに、マネキンを最初に事業として関わったのが、 かのノーベル賞の田中耕一さんを育てた島津製作所とは。 マネキンはフランスから日本に運ばれる時、赤道を越える。 だが、マネキンは蝋製。 熱で蕩けグチャグチャに。 それを修正できるのは、当時人体模型を造る島津製作所の「標本部」だけであった。 そこに白羽の矢がたったのは当然のこと。 現在の精密機械の大手、島津製作所の創業者・島津芳蔵氏がビジネスとして確立したのだ。 |
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3/19<土> 賞味のことが書いてあった。 賞はほめる事だから、もちろん味を美味しいとほめて味わうことなのだが。 問題はここから。 美味しいと自分がし舌鼓を打つことで、食べる人がほめることなのである。 ということは、人に「ご賞味ください」と勧める言い方は間違いなのだ。 日本流の謙遜表現に従うならば、「ご笑味」が正確な使い方になるのだそうだ。 その意味からすると、賞味期限も間違えになる。 「食べていただける方の、食べることの出来る有効期限」とでも言うことになるらしい。 ふだん使い慣れた言い方でも、気をつけてみると、けっこう大きな過ちを犯しているものですね。 人間の常識や思い過ごしも、たまには点検する必要が大いにありそうです。 イベントの更新 |
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3/18<金> 東京の桜の開花宣言も29日頃だそうだ。 さすがに昼間の陽気は春めいてきた。 公園の梅も咲きほころび始めた。 椿は満開で誇らしげに咲いている。 20日は春分。 桜樹の花はまだまだ硬く蕾んでいる。 でも何時ものこと、春は一気にやってくる。 そして、油断をしてると、あっという間に夏が。 私達の世代、もう余り時間を無駄に出来ない。 決して焦る必要など無いのだが。 自分のできる事、自分が楽しめることをゆったりと味わいたいもの。 |
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3/12<土> 3月10日、中央競馬会所属の岡部幸雄氏(56)が、騎手免許を返上し引退した。 中央競馬会史上最高の記録、2943勝はまさに金字塔である。 私とほとんど同世代の騎手が、果敢にも絶えず勝負に挑む姿は感動ものであった。 次々に、競馬史上の記録を塗り替え、マイナーだった競馬を、 大衆の人気スポーツに育てた立役者でもある。 あと57勝で、前人未到の大記録は達成できたはず。 少なくとも、今年1年頑張れば達成できたことであろう。 しかし、自分のレースと納得のいく騎乗が出来なければ、潔く身を引く姿に、男の引き際の美学を感じる。 最近は、多くの若き騎手が海外のビッグ・レースで活躍しているが、先鞭をつけたのは岡部騎手。 日本と海外の騎手との交流も盛んになったが、彼の功績は多大である。 これからは、きっと調教師になり、かずかずの名馬を育て上げることだろう。 最近は、勝利に拘り、馬を潰しかねない騎乗法も目に付く。 岡部騎手は馬を育てながら、決して馬に負担を掛けない「馬優先主義」を38年間つらぬきとうした。 馬に無理させれば勝てるレースもあったはず。 しかし、何時も自然体で馬を育てる騎乗法に終始徹したのは立派。 これからも後身を育てながら、優駿を育て上げることだろう。 しかし、8大クラッシクのタイトルのうち、桜花賞だけには何故か無縁であったのは誠に残念。 またも私達の世代が第一線から引くのは、とても寂しい限りである。 |
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3/9<水> 明日はいよいよ田中光吉さんの日本ライト級タイトルマッチ。 前回はあと一歩及ばず、判定負けで苦渋を飲む。 でも、相手が三階級を無傷で制覇した、現在スーパー・ライト級王者前田宏明選手。 前田選手は、さらに日本人初の四階級を目差しているようだ。 最強の王者をダウンさせ、KO寸前まで追い詰めたのだから、まさに残念の一言につきる。 今回は王座決定戦。 どんな勝ち方でもよいから、ぜひともチャンピオン・ベルトを腰に巻いてもらいたい。 きっと、夢は実現すると確信する。 MUNUを更新 |
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3/3<木> 今日はお雛様。 だと言うのに、明け方にから金曜いっぱいは大雪。 すこし哀しくなります。 せっかくの週末、これで終わりかと思っただけでぞっとしますね。 でも、どんな場合も、諦めない、悲観しない、落ち込まないことが自営業。 開き直って、大雪でも槍でも鉄砲でも持って来い! しかし、最近は物騒な世の中。 本当に、鉄砲でもぶっ放しそうな輩が現れそう。 洒落も冗談も通じない世の中、何か狂気じみてますよね 只今、メニューを整備中 |