Today's Comment

AUGUST 2003.08

8/29<金>

何時来るのか、何時来るのかと待ちぼうけのまま、夏はとうとう終わったようだ。
今日もからっと晴れ渡り、陽射しは強いが、吹く風は何処か秋模様。
夕暮れと共に気温も下がり、とても過ごしよくなる。
関東から東北にかけて、秋田県以外、田んぼの稲穂は実らず、農家は毎日頭の痛い秋を迎えている。
さいわいかつてのような、お米狂想曲は避けられるようだが、10年来の大不作であることは間違い。
今月もすでに終わろうとしている。
何年ぶりのお客さまが、何故か今月は遠いところから大勢見えてくれた。
ピーポッポはとても楽しい8月を過ごさせて頂き、皆様に感謝!感謝!の一ヶ月でした。

8/26(火)

地球に火星が大接近中、約6万年ぶりの事らしい。
次に接近するのは、264年後のこととは気が遠くなる。
8月27日に最も接近する。
南の夜空に金色に煌々と光り輝いているので、
肉眼でもはっきりと見れるそうだ。
私の生きている間、確実に今回一度限りの経験になる事は間違いなし。
宇宙の単位は、とてつもなく大きく、文科系の私にはチンプンカンプンで想像できない。
しかし、宇宙や自然界は何十万年何百万年という悠久の時間を生きる。
私達人間の遺伝子も、何十万年の目がくらむほどの長い時の中で育まれたもの。
自然環境の急激な変化には耐えられないはず。
自然は一度破壊されたら二度と戻ることは無い。
自然を破壊させる事は、人類にとって、自殺行為になる。

カクテルアラカルトbT&NO6更新

8/24<日>

昨日、新聞を読んでいたら、音楽評論家の湯川れいこさんのエッセイが載っていた。
若い頃、彼女は女優を目指していたようだ。
日本国語教育研究所に通い、役者修行をしたことが、
後になって、ラヂオのDJをした時、大変に役にたったとコメントしていた。
下村 正夫氏や瓜生 忠夫氏の下で、スタニスラフスキーの演劇理論をみっちり仕込まれたそうだ。
私も、36年前、下村 正夫氏にしっかりと演劇理論を叩き込まれた。
同じ演出家に湯川さんも教えを受けたと言う共通項で、すごく湯川氏に親近感を覚える。
歴史も同じことで、私のお曾祖父さんや曾曾祖父さんの生きていた時代は、江戸であり明治時代であるはず。
そう考えれば、江戸も明治もとても近いものに感じられる。

8/21<木>

キリンビールが発表した、2002年度の世界主要国ビールの生産量は、
前年比1.4%増で18年連続で増加。
1位は米国を抜いて、2008年北京オリンピックを向かえ、
高度経済成長著しい中国が、前年対比5.0%増で踊り出る。
日本はリストラや何やらで不況の真っ最中のせいか、
前年度6位のロシアに抜かれ、5位から6位に転落。
やはり、寂しい財布の中身には勝てないのか。

2002年度の世界のビール生産量のランキング。
@中国A米国BドイツCブラジルDロシア
E日本FメキシコG英国9CスペインIポーランド

ロシアもウォッカなどアルコール度数の高い酒から、
より身体に優しいビールに移行しているようだ。
前年対比で、12.0%の驚異的な伸びで、日本を一気に抜き去った。
ちなみに、世界のビール総生産量は1億4千4百7万キロリットル。
東京ドームをジョッキに見立てれば、116杯分に相当する。

8/19<火>

夏らしい夏も迎えず、どうら秋が到来したようだ。
夕暮れ時の蝉時雨も、何処かもの哀しく聞こえる。
街路樹の欅の樹皮には、長かった雨続きの気候のせいか、
ビッシリと苔がこびりついている。
吹き抜けていく風は、はや秋風を思わせ、半袖ではもう寒いくらいだ。
一瞬の夏から、一足飛びに秋が到来したのかも知れない。

今年の秋には、さぞかしイギリスのエールやベルギー・ビールが美味しい事だろう。
日本の秋は、摂氏20度位。
醗酵すると酵母が上にあがってくる、上面醗酵のビールは醗酵温度が20度前後。
醗酵温度と同じ温度で飲めば、エールやスタウトやベルギー・ビールは最高に美味い!
チェコのピルゼンに起源を持つピルスナー・タイプの、醗酵すると酵母が下に沈む、
下面醗酵ビールの醗酵温度は摂氏5度。
すると、最高に美味しい飲み頃の温度は摂氏5度に相成る。
真冬の季節、外の外気に晒されたピルスナーは最高に美味い訳だ。

8/13<木>

今年は長梅雨と冷夏、東北地方では、とうとう梅雨明け宣言も無しで秋を迎えることになった。
日本が冷夏の異常気象ならば、ヨーロッパ大陸に目をやれば、百数十年ぶりの記録的な猛暑。
ロンドンでは、38.1度の歴史的な猛暑。
冷房の無いロンドンの地下鉄は、散々なめにあってお手上げのようだ。
フランスも同様の酷暑。
しかし、ワイン大国フランスでは、どうやらワインの大豊作で、もう葡萄の刈り入れが始まった。
毎日の強い陽射しにより、葡萄のおおいなる恵みがもたらされた。
照りつける強い日照により、葡萄の水分が空気の中に飛ばされ、
葡萄果の中は糖度の高い濃醇な果汁で溢れている。
今年のボジョレーは、さぞかしや美味しい事だろう。
悪い事もあればいいことも、無きにしもあらずと言うことか。
愉快な仲間達を更新

8/10<日>

台風10号が日本列島を縦断。
あちらこちらに無残な爪あとを残しながら去った。
久し振りにからりと晴れ上がり、
風もサーッととうり過ぎていき、とても清清しい。
公園ではセミの声の大合唱。
油蝉やミンミン蝉が、最後の夏を惜しむかのように、
精一杯鳴き乱れている。
長梅雨が明けたと思いきや、すぐさま立秋が来て、
もうすぐそこまで秋の到来を思わせる。
太陽はキラキラと輝いているが、何処かサラサラと気持ちよく、
風はサーッと肌をさするように優しく通り過ぎる。
真夏はすでに過ぎ去ったのかもしれない。
友達へのリンクを更新

8/5<火>

超ながい梅雨があけ、やっと暑い夏日がやってきた。
いよいよ短くなってしまった、真夏本番!と思いきや、
なんと、今日は昼過ぎから雨が降り始めた。

夕方頃、まるでバケツをひっくり返したような凄さに、いささか閉口する。
どうやら、南の方に接近してきた、台風の余波のようだ。
今週一杯、またもや毎日、愚図ついた日が続くらしい。
雨はもう結構だから、蒼穹にデカデカト広がる、
絵に書いたような威風堂々、どでかい入道雲を見てみたいもの。

この時期<7月3日から8月11日まで>は、英語ではDOG DAYSという。
天狼座<DOG STAR>のシリウス<SIRIUS>星が、
天空を太陽と一緒の時刻にのぼり、一年でも一番暑い日のはず。
真昼の照りつける太陽のもと、SALTY DOGでも、ぜひ飲みたいもの。

愉快な仲間更新

2003.07 2003.06 2003.05 2003.04 2003.03 2003.02 2003.01
2002.05-12