TODAY'S COMMENT
SEPTEMBER 2004.09

9/30<木>
台風21号の影響か、昨日の天気はかなりの荒れ模様。
台風一過、お彼岸も過ぎたというのに、今日は70度目の真夏日とは驚き。
金銅食に色ずきはじめた、枯葉を舞わせながら吹く風は、やはり爽やかな秋風。
明日からは10月。
ピーポッポもいよいよ、あと9日で20周年を迎える。

永いようだが、振り返ってみれば、20年経ったのだなといたく感心。
これから、あと何年現役を続けられるものやら。
そのためにも、病気にだけはなりたくないもの。
バーテンダーの仕事は、1に体力、2に気力。
これからも、頑張りますので、よろしくお願い致します。

9/27<月>
ぐっと秋めく今日この頃、お彼岸も過ぎたら、めっきり涼しくなりました。
連日大騒ぎしていた、真夏日の記録狂想曲も、まるで無かったかのように沈静化。
人間、咽喉もとと過ぎればなんとやらで、少し前の事さえ、すぐ忘れてしまう。
これも、人間が楽しく生きていくための知恵なのでしょうね。
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9/24<金>
お彼岸の中日も過ぎ、少し秋模様。
夕暮れ時、薄暗くなった公園を通ると、リ-ンリーンと鈴虫が鳴いている。
クルミの木の葉も心なし紅葉している。
秋といえば、岡山県名物サワラが、一番美味しい季節。
先日、岡山県出身のお客さまが見えたので、
サワラの話しをしたら、さすがに本場だけあって、とても詳しかった。

関東では、サワラは春先の魚。
字も鰆と書いたり。春告魚とも書き、春の象徴。
春が近づくと、伊豆七島の八丈島あたりに、一本釣りの大きなやつがあがる。
ぶつっと厚手に切って塩焼きは最高!
西京味噌に漬けて焼いても美味い。

この時季の岡山県のサワラは、刺身で食べるのが最高だそうだ。
脂がのっていて、応えられない程の美味。
昔からのままかりの酢漬、そして今は、サワラが岡山県の特産品になり始めている。
サワラ尽くしの料理に、御前酒をぬる燗で一杯やりたいもの。

「 瀬戸の海や  浪をもろともに くろぐろと  い群れてくだる 春の鰆は 」 若山牧水

9/22<水>
昨日のこと。
近くのスーパーに出かけた。
入り口で、すれ違いざま、「やー!こんちは」
声を掛けた瞬間、相手は吃驚、目が点になってる。
あれれ?人違い?
私はすぐさま、「ゴメンゴメン、人違いみたい」
相手は、目が点のまま、ピョコンと頷いて、去っていった。

それにしても似ている。
鍼灸接骨の細田さんに。
まだ、私には合点がいかない。
体型といい、ヘアー・スタイルといい、少し前かがみなところも、
何処を取ってみても、やはり、細田さんだ。
でも、細田さんなら、声をかけたら、即座に返ってくるはず。

少し甲高い声で、「マスターじゃないの」
何も言わなかったのだから、やはり赤の他人に間違いは無い。
それに、よく考えれば、あの時間は、まだ鍼灸接骨院で働いている。
こんな近所に、まったくの瓜二つの人物が共存しているとは驚き。
世の中には、本当に似てる人が居るものですね。
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9/12(日)
昨日、プロ野球のストは解除された。
この日を楽しみにしていたファンには朗報!
今日一日だけしか、野球を見れない人もいたはずだから。
それにしても、ナベツネの一言、「選手ごときが」は、暴言この上なし。
経営者、オーナーが全てという思い上がりが、物事をこじらせたのも事実。

素晴らしい才能をもったプレーヤーが、最高のプレーを見せるからこそ、
観客は感動し、高い入場料を払ってでも、球場に足を運ぶ。
そして、結果として、経営者は、その恩恵を受け、選手に年棒という形で還元する。
選手に対する、感謝の気持を忘れた時に、
経営者は、傲慢と独善の罠に嵌り、ひたすら破滅の道を突き進む。

でも、スター・プレーヤーの年棒も、常識の域を越して、
球団経営を圧迫している事もまぎれもない事実。
他のスポーツ、特にボクシングの選手と比較すると、
天と地ほどの差があることに、ボクシング好きの私としては、義憤を感じさえする。

9/9<木>
今年は台風の当たり年だ。
既に18号が上陸とは恐ろしい。
そのうち、7つが本土を急襲し、日本を震撼させた。
南から、北上し、日本を縦断し、いったんは日本海に抜け、
更に日本海をを蛇行しながら北上し、再度本土から北海道を襲う。
一昔前なら、殆ど考えられないコースを進むのは、
やはり、地球環境の破壊と関係するのだろうか。

追記
アメリカのカリブ海あたりでは、ハリケーン、
アジアモンスーン地帯は、タイフーン、
インド・アジア大陸に発生するものは、サイクロン。
日本本土上陸言う場合は、九州・四国・日本本土・北海道であり、
沖縄などに上陸した時は、本土上陸とは言わないようだ。
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9/4<土>
東武練馬の駅近くにあるコンビ二のサンクスで、夕刊紙を買おうと思ったら、中は既にも抜けの空。
張り紙が一枚。
8月31日を持ちまして閉店しました。
長い間のご愛顧の程、ありがとう御座いました。
あまりにも唐突なことなので、吃驚!
東武練馬の駅前に、サティーが進出する時のことだから、3年位前だろうか、
お店のおばちゃんさんが、私にそっと言ったことがある。
「サティーが出来てるでしょ。これから大変。ここが何時閉店しても、驚かないで下さいね」
「大丈夫ですよ。頑張って下さい」

あれから既に3年経つ、もう大丈夫なのかと思っていた矢先のこと、
とうとう、あのおばちゃんの一言が、現実になってしまった。
大きな店舗が進出したことで、東武練馬駅前地区、昔からの店がたくさん淘汰された。
櫛の歯が零れ落ちるように、本屋さん、八百屋さん、酒屋さん、文房具屋さんなどなど。
サティーのオープンと同時に、たくさんの地元の店が閉店した。
確かに、大型店舗の進出は、地元の小型店舗には、脅威である事は事実。
しかし、大型店舗には大型店舗の強みもあれば弱みもある。

大型店舗の均質化された画一性という長所と短所は表裏一体。
小型店舗には、専門化された個性による差別化という、大型店舗にはない絶対の強みを持つ。
たくさんの個性溢れる魅力的な個店が集合する事により、
はじめて、町が活性化され集客力を持った魅力溢れる、商業地の磁場が成立する。
私のショットバー「ピーポッポ」も大山の商業地区にある。
最近は、昔からの店が次々に閉店し、その後、全国レベルのチェーン店が進出している。

街は、昔に比べて、明るく賑やかになっている事は事実。
しかし、昔のような、大山固有の情緒や雰囲気が薄れ、個性が失われつつあるのは残念。
チェーン店の進出を否定する訳ではないが、大山商店街が全国何処にでもある、
平準化して画一化された街になりつつあるのは、少し寂しい気がする。
私達個人商店がそれぞれ頑張り、個性を持った魅力的な店を作る事により、
この街にしかない魅力的な商店街を作るように、商店街の皆が努力しなければいけない事なのだろう。

9/2<木>
早いもので、もう9月。
二百十日には、台風16号が本州を遅い、列島を縦断、各地に惨いまでの爪跡を残した。
昼間はまだまだ残暑が厳しいが、さすがに夜風は秋色を感じさせる。
今年は、何処へやらに出かけて、紅葉狩りでもしたいもの。

日本列島は、まさに季節の草花や木々の宝庫。
古来、日本人は何時も季節と向かい合い、季節に支えられながら生きてきた。
自然の恵みに感謝し、敬虔な気持で自然に対したいもの。
遅まきながら、8月の呟き日記を更新

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