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JULY 2004.07

7/27<火>
夜空の星が,遠く彼方にキラキラと輝く。
昼間のギラギラと、大地を焼き尽くすような太陽が嘘の様だ。
古来、日本では、星の印は○であったそうだ。
だから、今でも、大相撲の星取表は、白星は○で表現している。
現在の☆の印は、平安時代の安倍清明が
魔除けとして考案した、「清明桔梗印」にたんを発するようだ。
ヨーロッパでも五角形の星形はペンタクルとして同じように魔除けに用いられた。
洋の東西を問わず、意味の同時性があるのは不思議ですね。

7/24<土>
奈良女子大学の清水新二教授が、2001.11−12にかけて、
20−60代の男女3000人に調査した結果、
男性による妻や恋人に対する深刻なドメスティックバイオレンスの、
32パーセントは飲酒している時におこると発表された。
やはり、深酒は人間関係を壊す元になるので要注意。
分っていても止められないのは、アルコール依存症の兆候ですね。

7/22(木)
連日の真夏日、日本列島は熱帯化している。
七月は、月間平均気温が一度上ると、ビールの出荷量が、
大瓶換算で250万ケース増加するそうだ。
猛暑が与える経済効果も馬鹿に出来ない。
外国では、ビールは飲むパンとも言われている。
紀元前5000年、メソポタミアのシュメール人たちは、
大麦を醗酵させて、上澄みの生ぬるいビール原液を、掬うようにして飲んでいた。
今では、冷蔵庫も完備され、冷たいビールをごくりと飲む清涼感はなんともいえない。
こんな時は、やはり文明に感謝!
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7/20(火)
連休あけ、そして土用、東京地方は猛暑!
なんと、寒暖計は40度まで鰻上り。
何故か、今日は早起き。
外は快晴、隣の高台にある公園で日光浴に決めた。
朝刊を持ち、芝生にゴロリ。
はるか彼方に、団地のビル群。
空は真っ青、銀色に輝く雲が、清流のように切れ切れに流れていく。
風は木々や草の香りを乗せて、サーッと全てのこの世の汚濁を、吹き飛ばすかのよう。
熱風なのだが、いたく気持が良い。

焼き尽くすような、ギラギラの陽光、新聞どころではない。
梟のように、夜昼逆転の我らの生活、この際は日光浴がすべて。
芝生に横たわっていると、ジワジワ汗が噴出してくる。
さすが、公園には人影もなく、木陰は陰影を濃くして長閑。
肌も幾分ヒリヒリしてきたみたいだ。
無理はいけない、物事は程ほどが肝心。

家に帰って、浴びたシャワーは最高。
ビールでもゴクゴクといけたら、さらに極楽極楽なのだが。
当たり前のことで、夜は仕事が待っている。
でも、観測史上最高の気温で日光浴とは、なんとも天邪鬼。
今年は、チョコチョコ日光浴に出かけよう。
太陽を浴びることは、人間の運気や気を強くする。

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7/18(日)
巷では、昨日から明日まで三連休。
行楽地はどこも大いに賑うことだろう。
連日の猛暑、さぞかしやビヤホールは大盛況間違いなし。
今年は、ビールのようでビールではない、サッポロビールのドラフトワンが大ヒット。
長い間の凋落に歯止めがかかるのか。
アサヒビールも、スーパードライの起死回生の大ヒットで、一気に失地挽回、
いまや、圧倒的シェアをほこり、長い間キリン伝説とまで謳われた、
キリンビールの鉄壁の牙城まで切り崩してしまった。
私達の業界でも、百のメニューより、一つの名物といわれる。
サッポロビールの復活、そして、キリン・アサヒ・サッポロ・サントリー
四社の勢力が拮抗する姿は、資本主義的競争社会の健全な姿ではないか。

7/15(木)
今日は、区の定期検診に行く。
一年に一度くらいは検診を受けないと、何が起こるか分からない。
このところ、少し血圧が高いくらいで、いたって健康体。
やはり、血圧が高いようだ。
「何時まで飲んでたの。まだ酒くさいよ」なんて、怪訝そうな顔して、
冷たくあしらうようにのたまわった。

ははーん、このお医者様は、きっと下戸なんだな。
そうじゃなくては、こんな突き放すような、冷たい言い方はしないよな。
検診の前日くらい、酒を控えればよさそうものに、それでも、酒飲みには酒飲みの言い分がある。
何時ものままで検診を受けてはじめて、本当の身体の健康状態が、映し出されるのではなんてこじつける。
でも、調子をこいて飲みすぎたかも。

エビスビール2本、芋焼酎「薩摩藩」秘蔵黒麹仕込みをタップリ三杯、
なかなかふくよかでふくらみのある本格焼酎でいける。
そして、明け始めた朝まだき、オーストラリアの赤ワインをボトル2/3ほど、
朝一番のニュースを見ながら相伴とあいなる。
なるほど、これでは少し不謹慎かもと只今反省。

7/14<水>
道すがら、公園の前を歩いていると、ジーッと蝉の声。
この声を聞くと、夏が来たなと、子供の頃の懐かしさもないまぜに、おおいに夏を実感する。
人間は、視覚や聴覚などの五感をとうして、季節を立体的に感じ取るのであろう。
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7/13<火>
まさに猛暑、隣の練馬区では37度まで上ったようだ。
人間の体温と同じになるとは、驚きの一言。
そんな時に、選りによって、私は店の玄関にペンキを塗った。
カンカン照りの昼下がり、シャツやズボンは汗でグッショリ。
しかし、既に決めたこと、計画は実行あるのみ、後ずさりは出来ない、頑固一徹。
回りにペンキが飛び散らないように、新聞紙で厳重に養生、さーっと一気にスプレーで噴射。
シンナーの臭いとカンカン照り、道路を吹き抜ける熱風で頭はクラクラフラフラ。

やっとの思いで、ペンキ塗りは無事終了、このまま銭湯でドボンと浸かりたいところだが、
時間が時間、もう4時を回っている。
そうだ、この際一休みして、治療の仕掛けで、予約をすっぽかしてしまった、前の歯医者さんに行こう。
少し気は引けるのだが、スイマセンと悪びれずに出かけてみよう。
そして、予約もせずにずうずうしくも、少し時間待ちして無事治療。
なんとも、忙しい一日だったが、気がかりなことが終わったので、気持の滓が落ちたようで清々しい。
でも、これからが、ピーポッポの本番が始まる。
大勢のお客様をお迎えして、楽しい仕事が出来ると、本当の有終の美が飾れるのだが。

7/10<土>
今日は涼しい。
夏だから暑いのは当たり前なのだが、連日の35度を越す暑さには、いささか辟易する。
でも、人間は勝手なもので、こんな凌ぎやすい陽気が続くと、
あの蒸し風呂のようで、カンカン照りの天気を懐かしがったりするから、なんとも厄介な動物。
これから夏本番!水が欠かせない。
ミネラルやマグネシウムたっぷりの硬水は、こんな季節には身体に優しい。

日本の水は、1リットル当たり、カルシウムやマグネシウムの含有量が、
178ミリグラム未満の軟水が多く、大変に飲みやすい。
硬水は1リットル当たり、357ミリグラム以上の含有量で、ヨーロッパのミネラルウォーターに多い。
カルシウムは気分のイライラを解消し、マグネシウムは体内酵素の働きを活性化してくれる。
真夏の気だるく辛い暑さは、ミネラルウォーターで、健康的に水分補給は最適。
でも、水なのに、100%搾りたてジュースよりも、値段が高いのは如何してなのかな?

7/6<火>
「マスター、一昨日、面白い鮨屋に入りましたよ」
「へー、どんな」
「親父が、朝、何時ものことで、犬の散歩をしてるでしょ」
「そういってたよね」
「それで、親父がちょっと気になる寿司屋を見つけてきたの」
「家から近いの?」
「すぐ裏みたいなものだね」
「それで、どんなに凄いの?」
「親父と勿論鮨を食べるよね。どちらかと言うとつまみが多いけど」

「そしたら」
「親方が湯飲みで、さっきから何か飲んでるのよ、グビグビと。
親父が親方に聞いたの。<それ何飲んでるの。お酒?>」
「勿論」
「親方、少し飲みすぎじゃないの」
「そうなのよ。だから、此処に書いてあるでしょ」
「マスター、親方の背中の壁に、でっかっく張り紙がして、マジックで書いてあるの」
「なんて?」

「此処の親方は、アルコール中毒で肝臓を壊しています。お客様は絶対に酒を飲まさないで下さい」
「それは見事だね。お客様も優しい事この上なしだね」
「僕は分からないけど、そこまでして酒を呑みたいのですかね」
「私も飲みすぎで肝臓を壊したから、少し分るな」
なんとも、酒飲みは凄まじいですな。
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7/4<日>
そろそろお中元のシーズンも終わる。
ということは、一年も真ん中を過ぎたことになる。
あとは、年末のお歳暮を迎えれば、一年も終わりとなる。
お中元とは、中国の民族宗教にあたる、道教の「三元」に発するらしい。
三元とは、天・地・水であり、天の神を祭る「上元」は一月15日、
水の神を祭る「下元」は十月15日、地の神を祭る「中元」は真ん中の七月15日。
先祖への供養をする大切な祭りであったようだ。

7/1<木>
台風八号は上陸せずに一安心。
今年の梅雨は空梅雨なのか。
なんだか梅雨明けしそうな気配だ。
毎日、陽射しが痛く感じられる。
木々の間を吹き抜ける風も生暖かい。
朝顔の花も熱い陽光に晒され、げんなりしている。
寒い時は寒く、熱い時は熱くが自然の摂理。
これで当たり前。
当たり前の道理が通用する時は、全てが上手くいく時なのかも知れない。
7/9-10は、浅草の浅草寺の「ほうずき市」、本格的な夏が始まる。

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