カクテル「レゲエパンチ」



仙台には、地元の誰もが知ってるカクテル、「レゲエパンチ」がある。
1991年頃の話。
仙台の有名な飲み屋街の国分町にある、「サウサリートカフェ」に女子大生がよく来ていたそうだ。
レゲエ好きのアフロヘアの彼女は、バーや酒場の雰囲気は好きなのだが、アルコールは苦手。
でも、バーで、レゲエミュジシャンのように、茶色の強い酒を、格好よく飲みたい。
そんな彼女に、マスターの黒澤亮一さんが、作ってあげたカクテルが「レゲエパンチ」
桃のリキュールをウーロン茶で割る手軽なカクテル。
何故か、不思議なことに、飲むと、紅茶の味がする。
そして、ほんのりと、柔らかい、桃の香が、ふくよかに漂う。
高知県発の「マダムロゼ」もしかり。
地方発のカクテルが、どんどんと誕生すると楽しいですね。