日本酒・花酵母「来福
」2/23<金>

下赤塚の行きつけの酒屋で、期待の日本酒を一本、仕入れた。
「花酵母純米吟醸来福」
前回も、茨城の酒「純米吟醸来福」を購入。
かなり、気にいる。
「花酵母純米吟醸来福」
なでしこの花から純粋分離してできた清酒酵母で醸した酒。
酒造好的米を、大吟醸なみに、50%も磨く。
造りも丁寧な酒で大満足。
「袋絞り大吟醸太平海」もそうだが、茨城の酒は、私の好みなのかも。
グラスに、とくとくと注いだ冷や酒は、微かに色づいた山吹色。
春まじか、酒色も山吹。
グラスからは、柔らかくも麗しい、花の香が匂い立つ。
メジロが梅に戯れるように、花酵母に誘われながら、口に含む。
とろりとした花密のような、えもいえぬ芳醇な蜜の味に、陶然とする。
舌先に遊び、空気に触れて、ころころと、口の中、ふくらませると、
さらに香はやわらかく華やぐ。
ごくりと飲み込むと、鼻腔から花酵母の華やぎが香る。
新酒のはずなのに、どっしりとした壮年の力が漲る。
東京農大発の花酵母の酒は、飲み手の心を癒してくれる。
茨城県の酒「来福」
これからも、どんどんと進化して行く、楽しみな酒だ。