泉川と飛露喜は美味かった! !
2006/12/20<水>

泉川
酒名は、会津に、たえず流れる清冽な川をイメージ。
蔵の繁栄を願い命名。
料米吟醸 本生
精米歩合 55%
アルコール度 17度以上18度未満    
製造年平成17年4月
グラスに注いだ酒は、微かな霞み色。
口に含むとふくよかで、どっしりとした男酒。
会津の気骨に応える骨太さを感じる。
悠然と口に含み飲む味は、滑らかで、洋ナシの香が漂う。
きっと、厳寒の会津地方、地元のの肴で飲めば、
さらに、馥郁と泉川の味わいは、広がるのであろう。
きっと、ぬる燗にしても、崩れることなく、
馥郁たる香気もまして、味もふくらむだろう。

飛露喜
純米吟醸 雄町 生詰
原材料 : 米(雄町100%)・米麹
アルコール分 : 16度〜17度未満
精米歩合 : 50%
製造年平成18年10月
グラスを口に近づけると、鼻先に、柔らかくもフルーティーな新酒のかおり。
口に僅かに含むと、さらりと舌の上に、滑るようで滑らか。
酒に空気をぐつぐつと含み、ころがすと、柔らかい芳香が、切ないほどに、優しく広がる。
しかし、香はけっして広がりすぎず、きりりとし、端然とした気品を醸す。
磨きぬかれた米の芯だけで醸された吟醸酒は、切れ上がりよく、飲み飽きがしない。
大吟醸なれば、一、二杯で充分なのだが、さらに飲めてしまう、端麗な酒である。

12/17<土>の日
会津出身のさーやさんが、地元から取り寄せた、幻の銘酒で乾杯


「廣木酒造本店」
「廣木酒造本店」があるのは、会津地方西部の会津坂下(ばんげ)町、
新潟に抜ける越後街道に面している。
人口は2万人だが、古くから酒造りが盛んで、現在も3つの蔵が酒造りに励んでいる。
創業は江戸時代中期の文政年間。
かつて会津若松と新潟を結ぶ越後街道沿いの宿場町として、
賑わいを見せた地に廣木酒造は創業した。
1996年、19年勤めた杜氏が高齢のため引退。
翌年、先代である実父と造りを始めるが1年後にその実父が逝去。
心の準備もないまま廣木健司さん(34歳)は蔵を継いだ。
1999年突然現れた “飛露喜” は、瞬く間に地酒ファンの間で噂になる。
<栃木県大田原・俵寿司さまのHPより引用いたしました>