蜂蜜とカクテル


最近、健康志向の人が増えたせいか、蜂蜜がちょっとしたブーム。
蜂蜜の成分は、8割がたが果糖やブドウ糖、あと2割が水分。
疲労回復や二日酔いには最適。
さらに、ビタミンB群、ビタミンCの栄養素も豊富。
そして、カルシウムやカリウムなどのミネラルの含有率も驚くほど高い。
特に、近年、蜂蜜に多量に含まれている、グルコン酸が注目されている。
グルコン酸は、ビフィズス菌など善玉菌を増やし、腸内環境を調える作用を持つ。

なおかつ、蜂蜜のカロリーは、砂糖に比べて2−3割り低いというのだから、至れり尽せり。
私も疲れているときなど、最後の仕上げに、蜂蜜のリキュール・ドランブイをストレートで飲む。
15年もののハイランド・モルトを中心に、40種類のスコッチ・ウイスキーをンブレンド。
そして、ヒースの花から集めた蜂蜜を加え、ヒースは勿論、様々なハーブと砂糖を加える。
「カサブランカ」で有名な俳優・ハンフリー・ボガードも大の愛飲者。

1746年の王位継承戦争に敗れたスチュアート家の王子チャールス・エドワーズ、
通称ボニー・プリンス・チャールスは、賞金のかかった我が身を匿ってくれた、
スカイ島のマッキノン家に、お酒のレシピーをお礼に贈った。
それがスチュワート家に代々伝わる秘酒ドランブイ。
ハンフリー・ボガードは通称ボギー。
ボギーとボニー、勝手なこじつけですが、どこか響きが似ていませんか。
カクテルにしても、最高です。

ラステイ・ネール<RUSTY NAIL>
スコッチ・ウイスキー2/3
ドランブイ1/3
氷を入れたロック・グラスで。

ゴールド・ラッシュ<GOLD RUSH>
アクアビット2/5
ドランブイ3/5
氷を入れたロック・グラスで。