サントリー・ビールがサッポロ・ビールを抜いて、2位に躍進!

2004.2月のビール・発泡酒合計販売量において、
サントリーがどうやらサッポロを追い抜き、単独で3位に浮上したようである。
1963年、ビール市場に新規参入して以来の快挙、長年の悲願達成である。
明治時代、オラガビールで新規参入、大失敗で撤退するも、
三代目に社長に就任した佐治 敬三の夢が、サントリー・ビールの発売であった。
当時、麒麟麦酒は相変わらずの伝説的で圧倒的なシェアを誇っていた。
かつて、JHQの占領政策の一環として、
独禁法により解体された大日本麦酒は、大阪を起点に北と南に2分割。

当時のキリンは弱小勢力のため、幸運にも分割の難を避けられた。
やがて、サントリーが参入するも、一強ニ弱、サントリーは蚊帳の外であった。
しかし、1982(昭和57年)、住友銀行から転進、
アサヒの社長に就任した村井 勉により、
旧態依然のアサヒは大改革・大変貌を遂げる。
そして、1986(昭和61年)、樋口 廣太郎が社長に就任するや、
翌年スーパードライの発売、爆発的大ヒットにより大躍進。
ついにはキリンをも凌駕する大勢力に成長、サッポロを大きく引き離す結果となる。

まさに、二強ニ弱の勢力分布、そしてサッポロが単月ながら、
サントリーの後塵を拝することとなるとは、誰が想像したであろうか。
これからの、ビール界のシェアの争奪戦はいよいよ本格化、
熾烈を極め、大変に興味深い。
しかし、日産のゴーンしかり、会社はやはり生き物、
独りの経営者により良くも悪くもなるもの。
小さいながらも、私とても経営者の端くれ、
肝を据えてお店を経営しなくてはいけないですな。