生活習慣病とコーヒー


最近の研究で、コーヒーが、生活習慣病に良い効果をもたらす事が判明。
コーヒーに含まれる、カフェインとクロロゲンが複合的に作用し、
血糖値を下げる働きがあるようだ。
コーヒーにふくまれるマグネシウウムには、
血糖値を下げる効果のある、インシュリンの感度を高める作用もある。
また、脳梗塞や心筋梗塞の原因になる、血管内の血塊を作りにくくする、
善玉コレステロール(HDLコレステロール)を増やす働きもある。
さらに、最近の研究で、肝臓癌を予防する効果もあるようだ。
カフェインには、自律神経である、交感神経を刺激し、
血圧や脈拍を上げる作用もある。
そして、血流を促進し、脂肪を燃焼させ、
エネルギー消費を活発にすることにより、肥満を予防する効果が生まれる。
しかし、動脈硬化や狭心症のかたは、飲みすぎに注意!
コーヒーのエキスの精髄、コーヒーリキュールで、生活習慣病の予防はどうかな。


コーヒーの主な効能
自律神経の働きを高めて肥満を防ぐ。
運動前のコーヒーでダイエットの効果を高める。
血糖値の上昇を抑えて糖尿病を予防する。
善玉コレステロールを増やして動脈硬化を防ぐ。
抗酸化物質のクロロゲン酸ががんを予防する。
コーヒーの香でリラックス効果。
カフェインによる脳の活性化で計算能力アップ。


2006年2月12日日経新聞夕刊より