懐かしのアブサント


19世紀から20世紀の世紀末にかけて、印象派の画家や、
芸術化たちに多大な影響を与えたアブサンと<ABSINTHE>
幻惑的な緑リ色の酒「緑の妖精」。
1792年、フランス人・ピエール・オルディネール<Dr. Pierre Ordinaire>により、最初の処方が作り出される。
レシピは、ペルノーの創業者・アンリ・ルイ・ペルノ<Henry Louis Pernod >に、
1797年に譲渡され、スイスのネウチャテル州クーヴェ村に蒸留所を設立。
だが、アブサントのニガヨモギの成分が、社会に甚大な害悪を与える原因とされ、
1906年、アブサンとの生誕地・スイスで禁止され、1915年3月4日、フランスでも製造禁止になり、
やがて、ヨーロた。パ全域で製造禁止になる。

アブサンとに含まれるニガヨモギ<英WORMWOOD>に含まれるツヨン<THUJONE>の成分が、
人間に幻覚作用を起こしたり、脳障害を引き起こす原因と断定された。
さらに、重要な社会現象として、アルコール中毒やアルコール障害者を、たくさん生みだした。
しかし、最近になり、アブサントのブームが静かに復活。
1981年、WHOが、主成分のツヨン(Thujone)の規制値を見直し承認。
EC規定(法律コードART 367 )による、ツヨンを10ppm以下に制限したトレーネ・アブサントが造られた。
そして、現在は、フランス基準・EC基準<THUJONEの10PPM以下に押えるという法規制>にもとずいて、
各国でアブサントが造られるようになりました。

しかし、現在でも、製造・:販売を禁止している国はヨーロッパには存在します。
アブサントの主成分は、ニガヨモギ、ペパーミント、アニス、西洋ハッカ、クローブ、シナモン、
コリアンダー等の薬草成分をアルコールに溶かし込んで、砂糖を少量を加えたリキュール。
水を加えると、だんだんと薄緑色の乳白色に変化します。
これは、水に触れたため、アルコールに含まれたエッセンス・オイルが分離し、膜を作り、
光に乱反射して、濁ったような色に変化することによりおこります。

アブサン キューブラ スイス 500ml 53度

Absinthe Kubler Veritable Fee Verte Suisse ワンショット¥900
ECの法規制に基づいて造られた、原産国スイスの本格派のアブサントです。