寒い季節になりましたね。
風邪を吹き飛ばす、温かいカクテルをどうぞ

ホット ドラム hot dram
 ドラムはゲール語で飲むことです。
スコットランドの名門マッキノン家に代々伝わるリキュールのドランブイに、
レモンのジュースを加え、熱湯を注ぎ、仕上げにシナモンスティックを飾る。
凄く疲れている、風邪気味の時には堪えられません。
一度飲んだらやみつきになりますよ。・・・・・・¥1200 
アマレット カフェ cafè
濃い目のコーヒーに、イタリアの伝説的な魅惑溢れるアマレットを注いだ、
とても気持ちの安らぐコーヒーです。・・・・・・・¥1200
カフェ ロワイヤル cafè royal
角砂糖に降り注ぐコニャックが、
青紫色にゆーらゆーらと燃える、ロマンチックなカクテルです。
ナポレオン皇帝が愛飲したことでも有名です。・・・・・・・・¥1200
アイリッシュ コーヒー irish coffee
旅客機がヨーロッパからアメリカまで、ノンストップで飛べない頃のことです。
アイルランドのシャノン空港のラウンジシェフのジョー シェリダンが
乗客の寒さ凌ぎに提供したのが始めでした。・・・・・・・・¥1400
英国海軍魂で、厳しい寒さを乗り切ろう。
カフェ ド ベイリーズ cafè de baileys 
酸味のあまり強くないコーヒーに、アイルランドを代表する、モルトウイスキーと、
ミルクのリキュール・ベイリーズを、静かにそっとフローとさせる。
コーヒーをかき回しながらベイリーズを注ぐと、綺麗に渦が描けます。・・・・・・・¥1000
グロッグ grog 
かつて英海軍御用達だったダークラム酒に角砂糖を加え、
シナモンやクローブなどの好みの香辛料を入れ、レモンジュースをギューッと絞り、
アツアツのお湯を注ぎ入れて出来上がりです。・・・・・・・¥1200
英国海軍が世界の七つの海を制覇していた1740年頃の話しです。
或る日の事、グロッグコートを着た提督が、船員全員を甲板に招集した。
「栄誉ある大英帝国海軍の船員である君達に告げる。
余にも、君達は酒を飲みすぎる。
度を越した、英国海軍の船員に有るまじき行為は、くれぐれも気をつけるように。
今後は、酒は必ず水で割って飲むことを厳命する。以上!」
これを聞いた海軍の、荒くれども、怒り心頭、「ザケンジャネー!グロッグ野郎
俺達をナメルンジャネー!」と口々に叫んだとのこと。
この時から、カクテルのグロッグは生まれのである。
ホット イタリアン hot italian 
イタリアの名画家に捧げられた伝説的なイタリアのリキュール
アマレットに、暖めたオレンジジュースで割った、素敵なホットカクテルです。
仕上げには、シナモンスティックを添えてください。・・・・・・・¥1000
ホット バタード ラム hot buttered Rum 
風邪をひいたり、疲れているときには、絶対この一杯に限ります。
冬のカクテルの決定版でしょうね。
ダークラムに、角砂糖を加え、熱いお湯を適量加え、バターを浮かべ、軽くステアーするだけです。
好みにより、クローブやシナモンスティックを添えると良いですよ。・・・・・・¥1000
ホット バタード ラム カウ hot buttered Rum Cow
 ホット バタード ラムのお湯のかわりに、温かい牛乳を加えたカクテル。
ラム酒は、ゴールドラムを2/3、ダークラムを1/3位にすると、スッキリした
美味しそうな色合いに仕上がります。・・・・・・¥1200
サンブーカ コン モスカ sambuca con mosca
リキュール・グラスにサンブーカを注ぎ、焙煎したコーヒー豆を3粒浮べ、
お酒に火をつけ、20秒くらい燃やしながら、ユラユラ揺れる青い炎を楽しんだ後に消し、
火傷しない程度に、冷めてきたら出来上がり。・・・・・・¥1000
サンブーカはイタリヤのサンブーカ村地方の特産で、和名はスイカズラ。
moscaとは蝿の意味で、コーヒー豆を蝿に見立てたのでしょう。