婚姻届の保証人に
2008年04月28日
先週の金曜日、KくんとMさんがやって来た。
二人は先月、引っ越しをした。
何とか物も片付き、格好がついたので来店してくれた。
今春から、Mさんは、日本を代表する、
某国立大学の研究室で、研究生活の忙しい毎日。
今秋には、Kくんと結婚する。
そして、今回、新居を購入して、新生活が始まった。
Mさんは、偶然にも、私とは、
世田谷にある区立の小学校と中学校の先輩と後輩の間柄。
そのせいか、お互い、どこか親しみを感じる。
先に来店していたKさんは、何時ものモスコミュール。
暫くして、Mさんがやって来た。
そして、ウォッカを少なめにした、ブラディー・シーザーを注文。
Mさんは、研究室から直行、まだ食事をしていなかった。
そこで、人気の隠れメニュー「卵包み、ピリ辛の焼きうどん」を作ってあげた。
1度食べたら、やみつきになる特製焼きうどん。
Kくんは必ず注文してくれる。
グラスホッパー、ジャックローズ、ニコラシカ、
ヨギミルクなどのカクテルやラム酒などなど。
楽しく飲みながら、時間がゆったりと流れた。
すると、Kくんが鞄から、なにやら書類を出して来た。
「マスター、ママさん、二人のお願いなんですが?」
「なんだろう?」
「婚姻届の書類の保証人、お願いしたいのですけど」
突然のことなので、私たちは吃驚した。
「え?僕たちでいいの?」
「二人で相談して決めたんです。お願いします」
「私たちでよかったら、喜んで署名させて貰います」
そして、その書類に、私から署名をした。
大切な書類、緊張する。
ママも神妙にサインする。
書類を手渡すと、二人はにっこりと笑顔。
私たちもほっとした。
やがて、大勢お客様もやって来たので、二人は会計をして退店した。
翌日、私にメールが届いていた。
丁寧なお礼の言葉と、婚姻届を出したら、報告に伺いますと書かれていた。
お店を開いて24年、何人ものお客様たちの、結婚保証人にもなった。
離婚の多い、昨今の日本社会。
私のお店で出会って結婚した人たち。
そして、私たちが婚姻届の保証人になったカップルには、
いまだ、一組として、離婚したケースがない。
私たちにとって、それは大切な宝であり誇り。
Kくん&Mさん、何時までも末永くお幸せに。
そして、これからも、ショットバー・ピーポッポを、よろしくお願いいたします。

2008年4月19日<土>
門前仲町からのご紹介

昨日の1時頃、若い女性が来店した。
カウンターに座り、モスコミュールをオーダー。
初の来店のお客様なので、
当店には、2種類のモスコミュールがあることを説明する。
ジンジャエールを使う一般的なものと、ジンジャビアを使用する本格派と。
そこで、本格派のモスコミューを注文した。
銅のマグカップに、氷を一杯にする。
スミノフ・ウォッカを入れ、ジンジャービアを注ぎ、
ぎゅっとライムを絞り、皮ごとカップの中へ。
本格派のモスコミュー、とても気に入ってくれて、だんだんと話も弾んできた。
板橋区大山には、2年前、門前仲町から、引っ越してきたそうだ。
門前仲町は、富岡八幡や不動尊もあり、木場も近い。
勿論、銀座も日本橋もほど近い。
門前仲町時代は、会社帰り、
自宅近くの馴染みのバーで、遅くまでお酒を飲んでいたそうだ。
だが、板橋に引っ越してきて、いまだに馴染みのバーが見つからない。
今でも、昔馴染みの門前仲町まで、ついつい足が向かってしまう。
そんな話を、馴染みのバーで話したらしい。
そこで、バーのバーテンダーさんが、
我がショットバー「ピーポッポ」を紹介してくれたのだ。
板橋の大山に住んでいるなら、
ぜひ、ピーポッポへと言って、教えてくれたそうだ。
それ以来、何回か「ピーポッポ」の前を通るが、
お客さんが居たり、入りにくかったりで入店できず。
今日は飲み会の帰り、もう一杯を、どうしても、ピーポッポで飲みたい。
そして、勇気を出して、ピーポッポのドアを開けて、入店したのだ。
やっと入れたピーポッポ、とても楽しく、そして美味しいお酒を飲めたようだ。
次はゆっくり来店しますといって退店した。
来週から、また、仕事。
楽しい記事を、たくさん書いてくださいね。
去年の暮れのこと、、
門前仲町から、わざわざタクシーを飛ばして、2人のお客さまが飲みに来てくれた。
そして、真夜中、またタクシーで、門前仲町へ帰って行った。
門前仲町の皆様、ありがとうございます。

2008年4月16日<水>

小さな旅&日記を更新

割り箸は再考の時?
2008年4月11日<金>
最近、定食屋さんなどに入って思うことがある。
食事が運ばれてきて、割り箸をぱちんと割る。
ところが、まっすぐに割れずに、少しいびつに割れることが多い。
とくに、値段の高い利休箸より、値段の安い元禄箸に多い
もったいないので、何とか使おうと思うのだが、
何処か落ち着かず気持ちが悪い。
申し訳ないと思いながら、もう一つ割ることがある。
日本の割り箸のために、外国の森林が切り倒され、
環境破壊が深刻な問題になっている。
使い捨ての割り箸、再考の時が来ているのではないだろうか。

2008年4月5日<土>
「小さな旅&日記」を更新

2008年4月2日<水>
「マスターの酒物語・ 秋田県・白神山地・白瀑」を更新
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