「ボブちゃんの結婚パーティーへ、声のお祝い」
2011年11月26日

1昨日、高田の馬場で、ライブハウスを経営しているIさんから、私の店に電話が掛ってきた。
「マスター、奄美大島に帰ったUKさんが結婚したので、私たち仲間が集まって、
お祝いのパーティーを、高田馬場のお店で開こうと思っています。
来週の1日の平日なので、マスターには、声だけでも出席してもらおうと思いまして、お電話をしました」

そしてIさんは早速、録音機材を持って、私の店にやって来て、私のお祝いの言葉を録音して帰りました。
その時、録音したメッセージです。

「UKさんへの祝福の言葉」

ショットバー・ピーポッポのマスターです。
UKさん、しずかさん、ご結婚、おめでとうございます。
もう一度繰り返します。
ボブちゃん、しずかさん、おめでとう!

あれ? みなさま、何故ボブちゃんなのだと、不思議に思っているでしょう?
なぜなら、UKさんと言っても、私のお店では、誰も分かりません。
私たちの仲間は、UKさんは永遠に、ボブちゃんなのです。
ボブちゃんが私のお店に、最初に来たのは、20数年前だったでしょうか?
友達と2人で、夜遅く来店してくれました。
最初は遠慮をして、何時も奥の席に座っていました。

私はボブちゃんと話しているから、ボブちゃんが日本人で、奄美大島出身であることを知っていました。
しかし、ママはボブちゃんを、ジャマイカ人か何かに間違えていました。
帰り間際に、ボブちゃんが笑顔で「ご馳走さま」と言って帰ると、ママは「日本語が上手ね」と僕らに語ったものです。

そこで、次の来店の時に、私はボブちゃん達に、カウンターに座って貰いました。
そして、ボブちゃんとママと話して貰い、ボブちゃんが日本人であることを、証明してもらったのも、今では楽しい思い出です。
その頃は、私の店には、ボブちゃんと同じくらいの歳の仲間が、たくさんいました。
その仲間の1人は、レゲーのボブ・マーリーが大好きでした。

そして、その中国語が堪能な、通称・モモちゃんが、UKさんのイメージにぴったりの、ボブと言う愛称を付けたのです。
その時以来、私の店ではボブちゃんなのです。
ボブちゃんは何時も明るく、ユーモアがあって、優しい力持ちです。
だから、何時も大勢の人の輪の中で、人生を豊かに、楽しく生きています。

そんな素敵な大勢の仲間を、私のお店に、たくさん連れて来てくれました。
そのボブちゃんが、素敵なしずかさんと結婚をしました。
今日は出席できず、声だけの参加で申し訳ありません。
スピーカーから流れる声だけの祝辞ですが、何時までもお幸せに!!

そして、これからも、お2人の幸せな家庭の中で、たくさんのハッピーな曲を作ってください。
ボブちゃん、しずかさん、おめでとうございます!!
今日は、たくさんの仲間に祝福された幸せな門出、何時までもお幸せに!!

ショットバー・ピーポッポ
マスター&ママより


(翌日の2日、ボブちゃん&奥さんと妹さんが、祝辞のお礼に来店してくれました。写真はその時に撮影)