劇団テアトル・エコーの山下啓介さん、『諸国を遍歴する二人の騎士物語』の抱負を語る
2015年9月10日


劇団テアトルエコーの山下啓介さんが来店してから、かれこれ20年以上も経つであろうか。
それ以来、山下さんが出演する芝居は、ほとんど観劇している。
昨日、山下さんが、深夜に来店した。

そして来月に上演予定の別役実作『諸国を遍歴する二人の騎士物語』の、刷り上がりほやほやのチラシを届けてくれた。
そのチラシには、年老いた騎士に扮する、沖恂一郎さんと山下さんの、剽軽な姿が描かれていた。
この作品は別役 実氏が1987年にパルコ劇場へ書き下ろし、様々な劇団が上演し好評を博している。

今回は熊倉一雄さんが、騎士1役を演じるはずであったが、体調不良のため降板。
その重責を担い、山下さんが代役を務めることになった。
今日は劇団の本読みの稽古のちに、私の店へ来店した。

そして何時も愛飲する、ブラディーメアリーを飲みながら、大いに芝居にかける抱負を語る。
来月の公演は、きっと素晴らしい出来栄えであろう。
さらにその公演は、山下さんの代表作の一つになることを確信する。