23年目の同級会
2010年5月22日

今日はお客様の49日の法要があったので、三鷹まで出かけた。
だが、法要は大きく後れ、お店には午後の8時過ぎに着いた。
昨日帰宅する時、少し時間に余裕を持って、玄関に張り紙をした。
「誠に勝手ながら、本日の開店は8時からです」
ところが、法要が終わったのは7時過ぎ。
約束の開店時間には、間に合わないと覚悟した。
5分でも、10分でも早く店に到着すればよいと願った。

帰りの車は、思いのほか順調に進んだ。
東上線の東武練馬駅で、電車に乗り換え、なんとか、お店のある板橋区大山駅に、8時過ぎに到着した。
駅を出て、早足で店に向かう。
すると、お店の前で、女性が3人立ち話をしている。
何処かの主婦が、私のお店の前で、立ち話をしているのだろうと思いながら向かう。
近づいて行くと、3人が私の方を見ているではないか。

ひょっとしたら、張り紙を見て、私を待ってくれているのかな・・・・・・。
そして、私は了解した。
かつて、私のお店に、よく来ていただいた看護師さんたちだった。
お店を開けて、さっそく、それぞれにカクテル作って差し上げた。
Kさんには、抹茶を使って、さっぱりしたオリジナル・カクテル。
Uさんは何時ものブランデー・バック。
新潟から来た、ベルギー・ビール好きのMさんには、ベルギー・ビールのデリリウムを。

今日は板橋看護学校で、23年ぶりの同級会が、お店の近くで、お昼頃から開かれた。
なんと、全国から、51人もの同級生が集まったそうだ。
そして、2次会の後、3人で私のお店を訪ねてくれたのだ。
3人は学校を卒業し、それぞれ病院で看護師になった。
当時はまだ看護婦さんと言っていた時代。
看護学校の同級生には、男の人はいなかったそうだ。

そして、3人は、それぞれに、職場のお友達を誘って、私のお店に、大勢でやって来てくれた。
振り返ってみれば、もうすでに20年近くたっているのだろうか。
だが、3人そろって、私の店を訪れるのは初めてだそうだ。
今はそれぞれに、異なる仕事に着いている。
住むところも、遠く離れているけれども、時々、旧交を温めるのって素敵ですね。
かつて、青春時代を送った仲間たちが再会し、お酒を飲む味は最高に美味しい!