プースカフェ(Pousse-café )は食後の華

ShotBarピーポッポ、究極の23層のプースカフェ!
かつてフランスでサロン文化が華やかなりし頃、貴族や富豪のマダムが、館のサロンで毎夜パーティーを開く。
そこには、絵描き、音楽家、学者、作家等が訪れ、文化の粋を競い、新しい時代の文化を醸成していた。
その時、諸々の酒がサロンに花咲き、そこに集う淑女たちは、様々な色彩に満ちたリキュールを愛飲した。

淑女たちの着るドレスの色。
指に耀く宝石。
抜けるように白い肌に、煌びやかに飾られたネックレス。

その光彩に、リキュールの色を合わせる。
高貴な淑女達による、お酒の色合わせが、サロンの華やかさに高雅を添える。
リキュールには様々な色があるとともに、甘く妖艶な香りにも増して、様々なエキスが含まれる。

そのエキスは糖度と共に、リキュールにそれぞれの比重を齎す。
その比重の重さと、色を利用したカクテルが、プースカフェ(Pousse-café )である。
代表的なカクテルに、有名なレインボー(Rainbow)がある。

名前の通り7つの異なる色のリキュールを、比重の重い順に、バースプーンの背中に流しながら、積み重ねて作る。
一般的なレインボーは、クレーム・ド・カカオ、マラスキーノ、クレーム・ド・バイオレット、イエロー・シャルトリューズ、
ベネディクティン、グリーン・シャリュトリューズ、ブランデーをプースカフェ・グラスヘ、混ざらないように注ぎ重ねる。

それ以外にも、7色のリキュールを使用すれば、様々なレインボーを作ることが出来る。
だが同じ名前のリキュールであっても、製造メーカーにより、それぞれ微妙に比重や糖度が異なる。
それ故に、自分で積み重ねながら、経験により、積み重なり具合を確かめ、比重や糖度を記憶しなければならない。

Pousseとはフランス語で押すこと。
つまりコーヒーを押すことで、食後に楽しむカクテルなのです。
コーヒーは食事の後の、消化促進する作用をほどこす。
そのコーヒーを更に後押しするのが、 食事の前に飲むアペリティフ(Aperitif)に対して、
リキュールや甘いカクテル等の、ディジェスティフ( digestif)=アフター・ディナー・ドリンク)なのであります。


ショットバー・ピーポッポ特製のプースカフェです。
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