ShotBarピーポッポ 
新入荷モルトウイスキーNO12

新入荷!イチローズモルト・秩父 ポートパイプ
Ichiro's Malt CHICHIBU PORT PIPE
54.5% 700ml ボトリング本数:4200本限定

山々に囲まれた秩父の四季は、変化に彩られ美しい。
春には桜が咲き乱れ、芝桜が羊山公園の山肌を鮮やかに、色とりどりに染める。
やがて山々は新緑に萌え、初夏が訪れる。

秩父の夏は暑い。
その時、夏を告げる風物詩・川瀬祭りが7月19・20日に始まる。
市内には8基の屋台や笠鉾が、花笠を付けた子供の曳き子たちに、秩父屋台囃子の軽快なリズムの中、曳き回される。
荒川に架かる優美なハープ形をした、秩父公園橋の下の河原へ、白木造りの神輿は降りる。

そして神輿は担ぎ手の威勢良い掛け声とともに、荒川の清流の中へ。
神聖な「神輿洗いの儀式」が始まる。
子供の祭りである川瀬祭り、子供たちの大歓声は轟き、秩父囃子が響き渡り最高潮となる。

やがて夏が過ぎ、山々が紅葉に燃え、秩父に秋が訪れる。
そして12月の3日、日本三大曳山祭りの一つ、大人の祭り・秩父夜祭が始まる。
4基の屋台と2基の笠鉾が市内を巡行し、厳寒の秩父の冬を、豪華絢爛と飾る。

夏の酷暑と厳寒の冬。
気温差がとても大きい秩父は、ウイスキーに独特な味わいをもたらす。
寒暖の差が大きいゆえに、短い熟成期間でも熟成は驚く程に早く、複雑で変化にとむ酒質を生み出す。

秩父を包む山々には神々が住む。
その山からは清冽な水が伏流水となり、そして荒川に注ぎ込む。
酒を醸す母なる水の豊かな秩父は、酒造りには理想の地である。

その醸された酒はさらに蒸留され、樽の中で長い眠りにつく。
寒暖の差の大きい大地に育まれたウイスキーは、熟成された後瓶詰され、愛飲家へ届く日を待ちわびる。

2009年に蒸留し、バーボンバレルで3年間の熟成。

その後ポートワインの空き樽・ポートパイプに詰め替え、
1年間の後熟をする。
2013年にボトリングされ、4月3日より出荷が開始!された、イチローズモルト・秩父ポートパイプ。
伝統と歴史のロマンに満ち溢れる、秩父に誕生したウイスキーです。
ルビーのような鮮やかな色彩と、綾なす深い香りをお愉しみください。
1400で提供いたします。


(テイスティングノート)
明るくオレンジがかった色合い、重厚感のある甘さと洋梨のコンポートを連想させる凝縮感のあるフルーツ。
クローブやベルモットのようなスパイシーさが心地よく、
その奥にオレンジ、香ばしい焼きたてのパンとイチゴジャムのやさしい香りが特徴的です。

(販売元から引用)