カシャッサとカイピリ-ニャ、そしてる9月13日はNational Cachaca Day !

ブラジルにはカシャッサ(Cachaca発音kah-SHAH-sah)と言う国民酒がある。
一種のラム酒であるが、ラム酒の多くはモラセス糖蜜(molasses)から造られるが、カシャッサはサトウキビのジュースから造られる。
ブラジルではピンガ(pinga)とも呼ばれ 、一昔前は貧乏人の酒と蔑まれていたが、現在は世界で愛飲されている。

それはブラジルで絶対的な人気を誇るカイピリ-ニャ(Caipirinha発音kie-purr-REEN-yah=田舎者の意)が、世界に広まったからでもあろう。
今ではピンガの代わりに、ベースをウォッカに変え、カイピロスカ(caipiroska)がヨーロッパで人気があるほどである。
もともとはブラジルに古くから伝わる、カーニバルの時に大いに飲まれたカクテルである。

現在ではカイピリ-ニャに使う材料をシェークし、カクテルグラスに注ぎ、レモンなど柑橘類のピールを飾るCaipirini(カイピリンニ)も人気がある。
そして来る9月13日はNational Cachaca Dayである。
ブラジルではたくさんのカイピリ-ニャやカイピリンニが飲まれるであろう。

さらに6月12日は International Cachaca Day。
5月21日はブラジルのミナス・ジェライス州でCachaca celebration となる。
かつてはブラジルの国民主酒も、今では世界的なスピリッツに成長した。