Douglas Laing McGibbon's Golf Club Blended Scotch Whisky
深い眠りから覚める時

2020年11月26日

このウィスキーを、手に入れたのは、30年くらい前であろうか。
私はゴルフをしないが、ユニークな形なので購入した。
長い間のお蔵入りだが、お酒は飲むもの、何時か日の目をと、かねがね思っていた。

ならば、ゴルフ好きのお客様に、出してさしあげたい。
そんなお客様に飲まれれば、このウイスキーも、さぞかし本望であろう。
製造元のダグラス・マックギボン社は、キング・オブ・スコッツなどで知られる、ダグラス・ラング社の系列会社。

1950年にラング社を、創業したのは、フレッド・ダグラス・ラング。
その妻の祖父の名前が、ダグラス・マックギボンである。
ダグラスはアイラ島の蒸留所で、蒸留技士として、ウイスキー造りに、情熱を注いでいた。

そこでフレッド・ダグラス・ラングは、妻の祖父の名を冠した、陶製のボトル入りブレンデッド・ウイスキーを発売。
ゴルフバックや、ゴルフクラブをデザインした、ゴルフ・レンジ・シリーズは、1970年代から80年代にかけて人気を博する。
この陶製ボトル
McGibbon's Golf Driver Decanter 1980sは、ゴルフのドライバーヘッドを、正確に表現し、見ていても楽しい。

ボトルの中のスペシャル・リザーブは、フレッド・ダグラス・ラング氏愛飲の、プライベート・ブランドである。
ドラーバーヘッド・デカンターには、金文字の氏のサインが光っている。
深い眠りから覚めた、ブレンデッド・スコッチ・ウイスキーを、お愉しみください!

2種類のバーボン樽と、オロロッソシェリー樽の、3種類のオーク樽で熟成。
熟した果実、ココナツ、ビターチョコレート、バニラの香りが、口の中に広がる。
昔ながらの伝統と、職人技で磨かれた、スコッチウイスキーは、至高の喜びを与えてくれるでしょう!