世界が台湾のウイスキーに注目!
2019年8月2日

2005年に、台湾東北部の宜蘭(ぎらん)県に、カバラン蒸留所が完成した。
それまで、ウイスキーは、水が豊かで、寒冷湿潤の地の酒と、思われていた。

だがカバランは、スコットランドから、専門家を招聘し、ウイスキー造りの全工程を,、可能にする、蒸留所を誕生させた。

台湾の温暖で、湿潤な気候は、ウイスキーの熟成を早める。
初出荷は2008年、熟した熱帯の果物のような味わいが、世界に衝撃を与えた。
その後、シェリーやバーボン樽はもちろん、ワインやポート樽を使い、個性あふれるウイスキーを、市場に送り出した。

さらに、2010年代に入り、国際コンペティションで、数々の賞に輝く。
そして、台湾の南投にある、台灣烟酒公司のオマーウイスキーが、2013年から販売され、全世界の注目を浴びている。
台湾のウイスキーは、これからどのように進化するのか、楽しみである。

Omar Single malt Whisky Sherry Type
Nantou Distillery
in Taiwan

台湾のウイスキーが奇蹟を起こす!南投でつくられた「オマーウイスキー」世界品評会で最多受賞

台湾の南投に酒蔵がある台灣烟酒公司は、世界で最も影響力のある国際酒類コンペティションと言われている
サンフランシスコ・ワールド・スピリッツ・コンペティション(San Francisco World Spirits Competition(以下「SFWSC」という)にて、
エントリーした蒸溜所の「オマーウイスキー」が数多くのシングルモルトウイスキーの中で最高評価を得たことを発表いたします。

 
「SFWSC」について
「SFWSC」は、2000年に創立されたアメリカ最大規模を誇る国際酒類のコンペティションです。
品評される部門はホワイトスピリッツ、ブラウンスピリッツ、ウイスキー、ブランデー、リキュールなど
その他数多くの部門に分かれており、世界中からエントリーした2,200種類です。

最高評価を得た「オマーウイスキー」
本年2018年SFWSCで、台湾からエントリーした蒸溜所の「オマーウイスキー」が
・最優秀賞(ダブルゴールド賞)を2つ、
・金賞(ゴールド賞)を2つ、
・銀賞(シルバー賞)を2つ獲得しました。

最高評価を得た「オマーウイスキー」は台湾の自然豊かな南投に蒸溜所があり、
熱帯フルーツの豊かな香りを放つウイスキーとして、国際専業審議で高い評価を得ました。
世界のウイスキーファンを虜にしているスコットランドウイスキーとはまた違った、豊かな味わいを楽しめます。
日本でも台湾ウイスキーがブームが到来の予感。
これからもオマーウイスキーから目が離せません。


台湾の南投の酒蔵と「オマーウイスキー」について
台湾の南投の酒蔵は1999年の9月21日の地震以来、急速な復興のためにウイスキーの生産を利用して再スタートしました。
南投の酒蔵は台湾の中央にあり、亜熱帯の天気と独特の気候で、
南投の酒蔵ウイスキーの毎年のエンジェルシェアは6~7%に達します。
南投の酒蔵のオマーはただ一つのモルトウイスキーで、2013年から販売されて以来、全世界で数多くの賞を獲得。
また喉ごしや風味は日本のウイスキーに比べて
更に強烈な個性はあるが日本のウイスキーのような優美でバランスの良い味わいも兼ね備えています。

(SankeiBiz 2018.9.14より引用)