本日のオリジナル・カクテル「スダチ・モヒート・カクテル」
名付けて「スダチート」

today's original sudachi mojito cocktail
original cocktail sudachito"

2017年6月30日

徳島から、毎月訪れるお客様が、お土産に季節の贈り物「徳島県特産・スダチ」を、持ってきてくれた。
そこで私はスダチたっぷりの、モヒートを作ってさしあげた。
名前はスダチのモヒート、略してスダチ-ト(sudachito)

ロックグラスに、角砂糖とミントの葉を入れ、ソーダを加え、マッシャーですり潰す。
クラッシュアイスを、たっぷり加え、バカルディ・ラムを注ぐ。
スダチ4個を半割にし、グラスに加え、マドラーで混ぜ、仕上げに、ミントの葉を飾る。

「モヒートの豆知識」

遡ること16世紀、エリザベス朝に活躍した、カリブの海賊・ サー・フランシス・ドレーク(Sir Francis Drake、1543年頃-1596年)が、伝えたという説がある。
1586年のカタルヘナの襲撃(raid at Cartagena de Indias)で大勝利した、ドレーク船長は、キューバのハバナに帰港する。
ところが航海の途次、船員たちに、赤痢と壊血病が蔓延した。

その時、その疫病に効くと伝わる薬が、キューバにあると聞き、船員が小さなボートで、島に渡る。
そして無事に、疫病に聞く薬、「エル・ドラケ」を持ち帰った。
それは砂糖のジュースから作られた、粗削りなラム酒の一種・アグアルディエンテ(aguardiente de caña) を使い、
砂糖とミントの葉とライムジュースで作られていた。

その「エル・ドラケ」のおかげで、疫病は終息し、無事にハバナへ、帰港することができた。
そののちイギリス海軍では、ビールなどより安価な、ラムが飲まれるようになる。
さらに18世紀になると、2分の1パイント(0.28リットル)のラム酒が、昼と夕方の2回、船員たちに配給された。

その量は2分の1パイント(0.28リットル)のラム酒が、4分の1パイント(0.14リットル)の水で薄められ、支給されたという。
やがて19世紀の後半になり、ドン・ファクンド・バカルディDon Facundo Bacardí Masso (1814–1886)が、バカルディ・ラムを発売。
キューバ国内で大流行し、モヒートのラムに、バカルディ・ラムが、使用されるようになった。

さらにキューバをこよなく愛した作家アーネスト・ヘミングウェー(Ernest Miller Hemingway、1899–1961) お気に入りカクテルとなり、
ヘミングウェーは、バーの壁に "My mojito in La Bodeguita, My daiquiri in El Floridita" の言葉を残した。
インターナショナル・マーケット・リサーチ社の、2016 年の調査により、イギリスとフランスで、もっとも人気なカクテルとなった。