Open a New Bottle Now !

ベリー・オールド・バートン・ボトルド・イン・ボンド
Very Old Barton Bourbon (Bottled in Bond)

このバーボン・ウイスキーを仕入れたのは20年以上前であろうか?
箱に入れたままで今日まで開けることがなかった。
バーボン・ウイスキーの産地は、バーボン・ウイスキーのメッカ、ケンタッキー州ネルソン郡バーズタウン。

この小さな町で、バーボン・ウイスキーの半分以上が生産されます。
そしてベリー・オールド・バートンBIBを作るバートン蒸留所と、ヘブンヒル・バーボン・ウイスキーを作る、ヘブンヒル蒸留所は二巨頭と称される。
現在、バートン蒸留所は、バッファロー・トーレス蒸留所の所有となっている。
バッファロー・トーレス蒸留所の歴史は古く、1857年にベンジャミン・ブラントンにより設立された、アメリカ合衆国最古の蒸留所である。

それ以来何回か蒸留所の名前の変遷を経て、エンシャントエイジ蒸留所となり、1999年にバッファロー・トレース蒸留所になる。
さてベリー・オールド・バートン・バーボンの話に戻る。
このバーボン・ウイスキーには、熟成年数が表示されていないが、6年熟成のボトルド・イン・ボンド(BIB)です。

BIBとは1897年発令の連邦法・ボトルド・イン・ボンド法(the Bottled-in-Bond Act of 1897)により、
厳密に規制された条件を満たしたものだけに与えられる。
それはアメリカ合衆国のストレート・ウイスキーを、4年以上熟成させ、アルコール度数を50度で、瓶詰めさせたものです。
1蒸溜所(シングル・ディスティラリー)で、1年(シングル・イヤー)の1季節(シングル・シーズン)に蒸溜し、
政府監督の保税倉庫で熟成させなければならない。

ベリー・オールド・バートン BIBのTaste
ベリー・オールド・バートン BIBは、75%のコーンと15%のライムギに、10パーセントの大麦を原料にしている。

ボディーはとてもふくよかで、深い熟成感があります。
そしてバニラの香りが漂い、ハチミツやキャラメルのような甘さが調和して、口の中で心地よく響きあいます。
なぜかバートン・バーボン・ウイスキーは、日本にはあまり輸入されず、知名度はとても低いです。
だがアメリカ合衆国では評価は非常に高く、さらにコストパフォーマンスの良いバーボン・ウイスキーとして人気があります。

2016年9月16日