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SARPA BARRIQUE DI POLI サルパ・バリック ・ディ・ポーリ
原産国:イタリア、ベネト州
品種:カベルネ、メルロ
アルコール度数:40パーセント
製造元ポリ社は、昔ながらの銅製大釜の非連続式蒸留を使って蒸留。
そして最低6ヶ月、,ステンレスタンク内で精製し熟成している。

グラッパの聖地ヴェネト州バッサーノ・デル・グラッパ近郊のスキアヴォンにある、18988年創業の家族経営のグラッパメーカー。
創業者のジョバッタ・ポーリは、手押し車に小さな蒸留器を乗せ家々を回って、ブドウの絞りカスを蒸留して生計をたてていました。
その後息子のジョヴァンニが蒸留所を設立しますが、彼は蒸気機関車のエンジンにヒントを得て、独自の蒸留装置を開発することに成功し、
グラッパを商品として販売することを始めました。
現在は4代目のヤコポにその情熱は引き継がれ、精力的な営業の結果、同社のファンはイタリアはもとより、世界中に広がっています。
いまではヴェネト州を代表する、グラッパメーカーだと言えるでしょう。
(業者より引用)

グラッパ (grappa) は、イタリア特産の蒸留酒で、粕とりブランデーともいわれ、EUではイタリア産のみと法的に規制されています。
粕とりブランデーとは、ポマース(ブドウの搾りかす)から蒸留して作る。
英語ではグラッパやマール等のお酒を総称し、「pomace brandy(搾り粕のブランデー)」と呼びます。

ブドウの絞り粕から製造する「粕とりブランデー」は、フランスのマール(eau-de-vie de marc)などもこれに含まれ、
ドイツ(トレスターブラント・tresterbrand)やスペイン(オルホ・orujo)など、多くの国で造られています。
ブドウの絞り粕とは、葡萄の皮・種・果軸そして葡萄果汁の残りなどです。

絞り残しといっても、えぐみを避けるために優しく絞るので、搾りかすにはワインと果汁が、十分に含まれています。
マールは長期樽熟成させるが、グラッパの多くは樽熟成を行わないので無色透明が一般的。
だが、樽熟成したものもあり、グラッパのアルコール度数は、30から60度と高く、食後酒として人気がある。

2016年8月30日