イタリア産クラフトビールとピリ辛焼きうどん
2016年8月18日


マストリ ビライ ウンブリ ダブルモルト ブロンドエール コッタ75

( MASTRI BIRRAI UMBRI DUPPIO MALTO BIONDA COTTA 75)

Kさんが来店した。
Kさんは最初にビールを飲む。
そこで私は、毎回、外国産の異なるビールを出す。

そしてKさんは写真を撮り、インスタグラムにUpする。
すると世界から、イイネが100近く来る。
今回は、日本初上陸、イタリア産アルチザン・クラフトビールを、Kさんのグラスに注いだ。

マストリ・ビライ・ウンブリは、ウンブリア州で、1780年に創業した、食品会社のビール部門のブランド名である。
2010年より醸造を開始し、今ではイタリアを代表する、クラフトビールとなる。
ウンブリア産の特別に選別された麦芽や穀物を原料にして、上面発酵で醸造し、無濾過、非加熱で瓶詰される。

グラスに注ぐと、豊かな泡が立ち上がり、オレンジのような香りが漂う。
深い麦藁色が微かに濁り、酵母が生きていることを示している。
深いハチミツのような甘みと、フルーティーな味わいが、口の中に豊潤に広がるだろう。

瓶単位で丁寧に管理されたクラフトビールは、芳香を漂わせる。
飲み込むと、滑らかに喉元を滑り落ち、やがて戻り香が、心地よく鼻先を漂うはずだ。
アルコール度数7.5のクラフトビールの余韻は、ふくよかに長く愉しいであろう。

するとKさん、「マスター、焼きうどんが食べたくなったな」
「ピリ辛でいいですか?」
「ぜひ!」

そこで私は、Shotbarピーポッポ特製ピリ辛うどんを作る。
赤&黄色のパプリカ、タマネギ、ピーマン、ソーセージに、豆板醤をまぶし、塩コショウし、ターメリックを加える。
そしてバージンオリーブオイル入れ、強火ででいためる。

そのあと蓋をして、中火で蒸し焼きにする。
そして蓋を取り強火で炒める。
お皿に盛り付け、仕上げに生卵をかけ回し、バジリコを振りかけて出来上がり。

「マスター、このビールに、ぴったりです!」
イタリアクラフトビールに、ピリ辛焼きうどん。
イタリアと日本の組み合わせの美味に乾杯!