Shotbarピーポッポ34歳になりました!
2018年10月9日

10月9日、Shotbarピーポッポは、34周年を、迎えました。
振り返れば、私が37歳の時に、開店しました。
その時、小さい子供が、3人もいて、かなり無謀な、行為だったような気がします。

開店当初、独身だったお客様も、早い人は、すでにお孫さんがいます。
そして、私の店で出会い、結婚をしたカップルも、たくさんいて、未だ離婚なしです。
その子供さんが成人し、私の店へ一緒に、お酒を飲みに、来てくれるようになりました。

そして娘さんや息子さんが、「マスター、ママさん、今度は、私たちが、子供を連れて来ます」と言います。
もちろん冗談だが、私は、「それは無理だね」と、やんわりと返す。
お店に来る、お客様は、「私たちが、マスターのお葬式に行くより、マスターが、私たちの葬式に来ますよ」と言う。

私は不死身なそうだ。
だが私も、今年、71歳になった。
今年の春、私の店のお客様が、71歳で2人亡くなった。

71歳は鬼門なのであろうか?
私のお店で、私より年上のお客様は、非常に少なくなった。
だが80過ぎの元気なお客様が、4人いるのは、とても心強い。

私の店には、様々な置物や、調度品がある。
私が骨董屋で買い求めたものや、お客様が、海外でお土産に買ってきてくれた、仮面や置物が飾ってある。
その調度品に囲まれ、好きなCDをかける。

時間があれば、いつも持ち歩く、文庫本を読む。
そして気が向けば、パソコンを開け、お店のHPに、雑文を書き、更新する。

さらに最近、愉しいことがある。
今まで、バラバラに、体験したことや、学習していたことが、ある時、突然に結びつく。
その瞬間、新しい発見をし、思わず納得する。

これも、長い間生きてきたから、こんなに愉しい、理解と発見が出来る。
さらに長生きすると、さらなる発見と出会いが、きっとあるだろう。
それが、長生きした人間に、与えられる、特権なのかもしれない。

だがそれも、健康であることが、第1条件。
果たして、あと何年、店を開けることが、できるであろうか?
健康な限り、現役バーテンダーで、のんびり、ゆったり、頑張りますので、よろしくお願いいたします