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september 2015.11



或る日の午後のひととき
2015年11月25日

髪を切り、そのあと、時おり立ち寄る喫茶店へ出かけた。
広い店内の席は埋まり、奥へ行き窓際の喫煙席に座る。
私は煙草は喫わないが、煙草の紫煙は苦にもならなければ気にもしない。

私はかれこれ20年以上、煙草を吸っていないであろうか。
40年近く前、料理屋の支配人をする時、店の味を覚えるために、当時愛煙していたショートホープを、1年半の間すっぱりと止めた。
その後、煙草を吸うと、自分の体に合わなくなっていた。
それ以来、ほとんど吸わない状態で、時々喫煙したが、20年前くら前から一本も吸っていない。

だから、べつに禁煙しているつもりはないので、流れるてくる紫煙も気にならない。
逆に煙草の匂いに、懐かしさを感じるほどである。
この時代、愛煙家には何かと風当たりが強く、いささか同情の念にたえない。

席に座り文庫本を読み始める。
江戸下町の大川端を舞台にした、人情に溢れる時代小説である。
最近は江戸時代から明治・大正辺りの、下町情緒あふれる物語を読むことが多い。

今は時代も大きく変わり、下町に残された、面影を探すことも難しいほど変遷した。
しかし、私が育ったころは、東京にも古き時代の面影が残されていた。
それゆえ、その残影を頼りに、物語の風景を想像して、愉しむことができる。

一時間ほどで、短編が一つ読了した。
室内には静かにマイルス・デービスのトランペットが流れていた。
すでに窓外は陽が落ち、路地の店々の看板が、賑やかに輝き始めた。

すぐ前の居酒屋の、けばけばしい黄色の看板が、ひときわ明るい。
時間は午後5時。
人待ち顔で、居酒屋の玄関が、大欠伸をしているようだ。

これから夕食を済ますと、私の店は開店の時間だ。
すでに巷では、早々と忘年会が繰り広げ始めた。
今日はどなたが来店するのか、首を長くして待っていよう。


或る日の黄昏
2015年11月20日

夕闇迫る晩秋、久しぶりに駅まで歩く。
空に灰黒色の雲が、重たそうに広がる。
雲間に暗紫色の空が顔を出し、弦月が銀色に鈍く輝く。

街路樹の銀杏は黄葉し始め、秋色を演出している。
舗道には街路樹の枯れ葉が、赤銅色の模様を描く。
やがて街路灯がともり、街路樹を照らし趣を添える。

行き交う車のヘッドライトは、眩い光を放射し、テイルランプの赤色が光彩を放つ。
夕靄の路上を行き交う車は、鈍いエンジン音を響かせながら、通り過ぎて行く。
晩秋の黄昏、街に季節の情趣が漂う。


悠久の宮、埼玉県坂戸市の聖天宮を訪ねて
2015年11月19日


こちらからどうぞ↓
http://www.p-poppo.jp/1diary2015-11-15-seitenkyu.html

shotbarピーポッポの食卓
ふんわり卵の炒め物
2015年11月16日

ベーコンとウィンナーソーセージと玉ねぎに塩胡椒し、大匙一杯の油を加え炒める。
具に熱が通ったら、ホウレン草を加え、醤油と味醂を少々足し軽く炒める。
仕上げは溶き卵に、僅かなゴマ油と砂糖と塩を加え軽く溶き、フライパンへ流しいれる。

溶き卵を大きくフライ返しで、上下するようにゆったりと混ぜる。
熱が通り過ぎないうちに、皿へ盛り付ける。
溶き卵に加える、僅かなゴマ油が、香りとコクを膨らませてくれる。



地下鉄車内の風景
2015年11月14日

昼下がり、地下鉄に乗る。
地下鉄は空いていた。
座ると前に、80歳くらいの老夫婦が座っていた。

旦那さんの頭髪は薄く、真っ白であった。
地味なブラザーに、スニーカーを履いていた。
肩から革製の鞄を下げ、膝の上に置いている。

手にはハンカチを持ち、うとうと睡魔に誘われ、気持ちよさそうである。
すると手にしていたハンカチが、手元を滑り両足の間に落ちた。
そのうち、目を覚ますであろう。

その時、さりげなく、旦那さんに教えてあげよう。
すると隣で文庫本を読んでいた奥さんも、右左に肩が揺れ、文庫本が手から落ちそうになる。
その時、奥さんは目を覚まし、文庫本を持ち直し、姿勢を正す。

やがて次の駅に電車が近づき、電車が少し揺れた。
すると、旦那さんは目を覚ます。
その時、私はそっとハンカチを指さした。

旦那さんはハンカチを拾い、私ににこりと会釈をした。
ハンカチを鞄の中へしまうと、またうとうとし始めた。
老夫婦はこれから、何処へ行くのであろうか。

老夫婦の過ごした長い人生に、悲喜こもごも、様々なドラマがあったであろう。
その長い人生の豊かさが、老夫婦の風情に滲んでいる。
子育てを終え、親としての務めを果たし、今は二人の生活を愉しんでいる。

これから孫の顔でも、見に行くのであろうか?
孫たちもすでに成長し、孫たちの慶事のお祝いに行くのだろうか。
二人の佇まいに、ほのぼのとした人間味を感じた。

shotbarピーポッポの食卓
2015年11月13日

干しエビ入り特製チャーハン

小さなフライパンに軽く油を加え、ベーコンと玉ねぎに塩・コショウし、強火で炒め軽く焦げ味をつける。
大きなフライパンに油を入れ、溶き卵を流しいれ、卵が半熟の間にご飯を混ぜ、卵とご飯を混ぜる。
そこへ干しエビを加え、さらに強火で炒める。

そして小さなフライパンの具を、大きなフライパンに混ぜ、強火でさらに炒める。
仕上げに醤油を加え、醤油の香ばしい香りが、立ちのぼるまで炒める。
器に盛り込むと、ホシエビの桜色が、ご飯にアクセントを添え、炒めご飯の旨味がふくらむ。



すでに季節は立冬を過ぎ
2015年11月12日

今年も季節は、立冬を過ぎた。
このところ氷雨降る日が続き、鬱陶しい毎日であった。
だが一昨日から晴れ上がり、今日も青空が広がった。

各地で秋まつりも終わり、鷲神社恒例の一の酉も過ぎ、やがて二の酉を迎える。
北の国では雪も降り始め、関東地方でも、草木の朝露が、朝日に眩く光り始めた。
やがては木枯らしが吹き、木々の梢から、枯れ葉がはらはら舞い散るだろう。


長い宵に月は煌々と輝き、澄んだ空に星は瞬く。
今年もすでに2ヶ月足らず、カレンダーも残り少ない。
師走の下町の風物詩、浅草境内の羽子板市も、一月余りで始まる。


マスターの本日の夕食
2015年11月10日

スタンバイをしていたら、夕食に出かける時間が無くなっていた。
そこで冷蔵庫にあった、北海道の縮れ面で、特製ラーメンを作ることにした。
沸騰した湯の中に麺をほぐし入れ、程よい硬さで湯を切り、どんぶりの中へ。

温めておいたスープに具を入れ、自分味に調整する。
醤油を少々加え、バターを溶かし、オイスターソースを入れる。
そして味が馴染んだところで、どんぶりの麺の上に注ぎ入れる。

さらに仕上げに溶き卵を回しかけ、蓋をして少し置くと、卵の黄と白色がスープを包む。
シコシコトした歯ごたえは気持ちよく、バターの香りが華やぐ。
そしてオイスターソースが、豊かなコクを加え味わい深くなる。
あり合わせの材料の特製ラーメンは、大変に美味しゅうございました!



文庫本読みの時間

「髪結い伊三次捕物余話シリーズ」の宇江佐真理さん逝く
こちらからどうぞ↓
http://www.p-poppo.jp/1diary2015-11-9-ueza..html
2015年11月9日

new arrival !!
福島県のウイスキーメーカー・笹の川酒造の地ウイスキー
THIS IS

こちらからどうぞ↓
http://www.p-poppo.jp/1sake-this-is-whiskey.html
2015年11月7日



毎年の文化の日、弓道部OBの総会後に、ご来店
2015年11月6日

こちらからどうぞ↓
http://www.p-poppo.jp/1yukai-nakama-2015-11-3-j-yumi.html


秋好日、うららかな陽に誘われ、所沢市「多聞院」へ
2015年11月5日

こちらからどうぞ↓
http://www.p-poppo.jp/1diary2015-11-1-tamonin.html

こげ味が美味しい焼きうどん!

ほうれん草たっぷり、ピリ辛ゴマ風味。
ShotBarピーポッポの食卓

2015年11月4日

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