いつも座る、奥のテーブルへ行き、腰を下ろす。
その席は、あまり人気がないのか、何時も空いている。
料理が運ばれてくる間、黒革のブックカバーに包まれた文庫本、
近松秋江(1876年・明治9年-1944年・昭和19年)作「別れたる妻へ送る手紙」を読む。
ほどなくして、料理が運ばれてきた。
本を置き食事をする。
食事の時は、本は読まないことにしている。
しっかりと料理を味わいながら、その時間を愉しむ。
そして食事が終わり、まだ時間が許せば、きりの良いところまで読み進む。
私の店の開店時間に合わせ、読書を止め、レジで会計をする。
すると若いお店のスタッフの女性が、私に笑顔で、
「何時も本を読んでいますね。何か良い本があったら、教えてください」
「どんな本を読むの?」
「ミステリーやサスペンスが好きです」
その分野は私の得意でない。
今度お店へ出かける時、白洲正子(1910年・明治43年 -1998年・平成10年)の文庫本を、何か届けてあげよう。
若い女性たちに、日本文化の素晴らしさと、日本のおばあちゃんの見事な生き方を、知ってもらいたいから。
PCがクラッシュ、長い一か月
2015年6月24日
こちらからどうぞ↓
http://www.p-poppo.jp/1diary2015-6-25-pc-crash.html
PCが復旧、HPが更新、愉しきかな!
20156.1
今日から六月、風薫り日々日差しは強くなる。
公園の木々の陰影は深くなり、大地に影を鋭く刻む。
花々は鮮やかに咲き匂い、陽光に輝き眩い。
それにしても先月は、パソコンに泣かされた。
店のパソコンが突如故障し、修復は諦め新調することにした。
するとIパッドも繋がらなくなった。
悪い時にはトラブルが重なるものである。
家のPCでHPを更新しようとしたが、私の持つHPソフトが古く、新しいスペックでは読み込んでくれない。
そこで急遽、最新バージョンを購入する。
そして最新ソフトをインストールするが、古いバージョンのデーターは消えていた。
仕方なくインターネット上のサーバーから、FTPツールで、PCへダウンロードする。
そこでやっとHP作成と喜ぶが、新バージョンは使い勝手が違い、右往左往しながら、なんとかHPは開通した。
やがて店に新しいPCが届き、全てのソフトをインストールし、HPソフトも無事に起動した。
あとはIパッドの接続である。
四苦八苦しているところへ、SEのお客様が来店し、苦労しながら開通してくれた。
約3週間、PCに悩まされる重い日々が続いた。
今月からHPが自由に更新できる。
普段普通にしていることが出来なくなると、生活のリズムが微妙に狂うことを思い知る。