Today's Comment
July.2012.7
小さな旅を更新 2012年07月30日 「湯の里信州鹿教湯温泉を訪ねて」 |
愉快な仲間たちを更新 2012年07月27日 「秋田繋がりの3人組」 |
イチローがヤンキースのユニフォームを着ている!? 2012年07月24日 朝刊を読み終わり、正午過ぎ、テレビをつける。 NHKBSでヤンキース対マリナーズの中継をしていた。 するとイチローが画面に大写しになる。 ライトを守るイチロー、胸のロゴがNEW YORKだ! 嘘だろう!? 何故だ? 我が目を疑った。 イチローは平然と守備についている。 そしてことの真相を理解した。 本日、イチローがヤンキースへ、電撃移籍したのであった。 12年間在籍し活躍したマリナーズを相手に、ヤンキースの一員として守備についていたのだ。 3回、イチローがバッターボックスに立った時、シアトル・マリナーズのセーフコ・フィールドの観衆が、温かい拍手を送る。 そしてイチロー選手も、ヘルメットを手に取り、観衆に笑顔で応えていた。 祝福と惜別の拍手が終わると、イチローは中前に見事なヒットを放つ。 その後2塁へ鮮やかな盗塁を決めた。 今年で5年の契約が終わる。 そして7月末が今年の移籍の最終期限。 成績の停滞する今シーズン、環境を新たに、更なる刺激を求め、ヤンキースへ移籍したのだ。 哀惜の情を残しながらも、自らの意思で発展的に、マリナーズと決別をした。 大打者イチロー、新天地で活躍することを、多くの人が願っている。 それにしても、大リーグの決断と行動力の早さに、アメリカのダイナミズムを再確認した。 この決断と行動力が、今こそ日本の政治に求められている。 |
ハンバーガーショップからの光景 2012年07月23日 夕食の前の一時、大山駅前にあるモスバーガーの2階で、コーヒーを飲みながら1時間ほどの読書。 私は喫煙しないのだが、喫煙室へ座る。 禁煙室はなんとなく静かで上品な様な気がするので、がさつ者の私は何時も喫煙室に座る。 2階の目の前に大山駅に掛かる陸橋が見える。 この陸橋は完工されて以来、ほとんど渡る者がないことで有名で、私も渡ることもないし、渡る人をほとんど見かけない。 時折駅に目をやれば、陸橋の向こうを電車が通過する。 鈍い銀色の各駅電車が、ゆっくりと通過したり、猛然と進む急行電車が、間断なく通過する。 通過し終わると、黒と黄色の段だら模様の踏切バーが、緩やかに上がる。 するとその先に、パチンコ屋の看板が見える。 さらにその向こうに、ケンタッキー・フライドチキンのカーネル小父さんの看板が、笑顔を送る。 するとまた踏切バーがゆっくりと下がり、今度は銀色の車体にオレンジで飾った電車が通過する。 私の目の高さに、電車の屋根のパンダグラフが見える。 電車を見る時は、何時でも地上からで、目の位置に大きな車輪が軋みながら、高速回転で通過する。 何時も見る光景と少しだけ位置が異なることで、見慣れている駅前の景色が、鮮烈な印象に変わる。 読書をしながら、時折望むハンバーガーショップからの眺めが、町の淀んだ景色に精彩を与えてくれる。 灰緑色と紺色に塗られた無骨な陸橋が額縁となり、行き交う電車の通過が、その向こうに広がる光景を、鮮やかに蘇らせている。 |
お墓参りと喪服の女性 2012年07月21日 今週の日曜は東京のお盆。 私も厚木にある両親が眠るお墓へ、お参りに出かけた。 東名高速を町田ICで降り、国道16号から県道へ入り、北里大学病院前を通り、相模川沿いを進む。 広い川辺には水着姿で川遊びの子供達が見える。 快晴の青空には、夏雲が悠然と耀いていた。 かつて遠い昔、相模川の渡しがあった交差点から、道は蛇行した長い上りになり、やがて愛川町に入る。 しばらく平坦な道を進むと、霊園に到着した。 昼下がりだが夏日は高く、強い日差しが照りつけていた。 霊園には思いのほか人影がなく、私たち以外には1人だけであった。 水汲み場で手桶に水を満たし、束子を持ってお墓へ。 その時、お墓を磨く喪服姿の女性と眼が会い、挨拶を交わす。 「暑いですね」 「ええ、それにしてもお墓参りの人が少ないですね」 私は手桶と束子を持ってお墓へ。 ママはすでに照り返す日を浴びながら、お墓の廻りに伸びる雑草を抜いている。 私もお墓に水を掛け流しながら、ごしごしと束子で磨く。 墓石に降り落ちる陽光が反射して眩しい。 磨きあげたあと、買い求めたお花と旬のフルーツの桃を、墓前に添える。 そしてお線香に火を灯す。 だが微風そよぐ中、ライターのか細い火で、お線香を焚きつけることに苦労していた。 すると、先ほど挨拶を交わした女性が近づいてきて、手に持った燻るお線香で、私たちのお線香に火をつけてくれた。 そしてお線香をお墓の前に添え置き、両親に手を合わせる。 予定通り、無事にお墓参りが終わる。 ささやかに善行をつんだようで、吹きわたる風も美味しい。 遠くにはなだらかな山並が、折り重なるように朧に霞んでいる。 駐車場へ戻ると、先ほどの黒衣の女性と出会った。 「東京へ戻るのですか?」 「ええ。帰りに日帰り温泉へ寄ろうと思っています」 「すみませんが、駅まで乗せて行って頂けませんか」 そして彼女は後ろの座敷に乗ってもらい、霊園を後にした。 この霊園から駅は遠く、駅へのバスの便も、1時間に2本位だ。 車の中で何気ない雑談を交わす。 やがて彼女が喪服姿でいる理由が分かった。 今日は彼女の旦那さまの新盆で、その法事の後、1人でこの墓地に眠る旦那さまのお墓へお参りしたのであった。 聞けば、旦那様は、今年、43歳の若さで、入院の甲斐もなく亡くなったそうだ。 結婚生活は10年、2人の間に子供は無く、41歳の彼女が1人残された。 淡々と語る彼女の言葉には、まだ癒えない悲しみが静かに響く。 やがて、JR横浜線の相模原駅前に到着した。 彼女は車を降り、私たちの車が過ぎ去るのを、何時までも見送っていた。 優しい心根、さり気ない笑顔を湛える彼女は、きっと1人で新しい生活をスタートするであろう。 そしてまた新しい人と出会い、何時の日か幸せになって欲しいと切に祈った。 |
愉快な仲間たち」を更新 2012年07月16日 「Nさん、入籍おめでとう!!」 |
トルソーの水差しは艶麗かな! 2012年07月14日 |
「ヴィクトリア女王 世紀の愛」雑感 2012年07月13日 「ヴィクトリア女王 世紀の愛」(2009公開)を観終わる。 18歳で即位したイギリス女王の孤独と愛を描いた作品。 舞台は英国宮廷、随所に食事やお酒のシーンがあるのではと期待したが残念の一言。 外国映画はお酒やカクテル・シーンを効果的に使うのだが。 監督はあまりお酒に興味がないのであろう。 今宵はヴィクトリア女王がこよなく愛したシングルモルト、英国王室御用達のロイヤル・ロッホナガーでも飲むことにしよう。 |
お酒の話を更新 甲府からプース・カフェを飲みに来店! 2012年07月11日 |
「朝顔市」や「ほおずき市」、夏の訪れ 2012年07月07日 今日は七夕。 だが朝から生憎の雨。 幼稚園ではこの日のために、子供たちは短冊に願い事を書き葉竹に飾る。 しかし無情の雨が、七夕飾りに寂しげな風情を醸す。 夜空に輝く光の帯の天の川、残念ながら見ることは出来ない。 1年に1度、天の川を渡る牛星と織女星の邂逅のロマン。 夜空に広がる伝説の夢を、ぜひとも実現さしてあげたいものだが・・・・・・。 昨日から鬼子母神では、青に紫に咲き匂う「朝顔市」が始まった。 そして浅草寺境内では、9日から四万六千日の縁日にちなむ「むほおずき市」がたつ。 この日にお参りすれば、ご利益が46,000、つまり約126年分あると言われる。 子供の頃、女の子たちは、ほおずきの種を抜きとり、口の中へ入れ、空気を吹き込む。 そしてその中の空気を吐き出す時、微かに鳴る音を楽しんでいた。 遊び物もすくない時代、子供たちは様々なものから遊び物を作った。 下町に訪れる毎年の「草の市」とともに、本格的な夏がやって来る。 今年も電力不足が危惧される。 ささやかなことだが、当方も節電に努めなくてはなるまい。 冬は寒く、夏は暑いのが季節なのだが、極寒や酷暑は避けたいものだ。 振り返ってみれば、今年もすでに半分を過ぎている。 |
「小さな旅&日記」を更新 2012年07月3日 埼玉県熊谷市「 あじさい寺・能護寺」を訪ねて |