小さな旅&日記を更新
テアトル・エコー公演139
「白い病気〜What A Pandemic World〜」観劇記
2010年4月27日
事業仕分け第二幕に寄せて 2010年4月22日 昨日、もとパチンコ店の経営者Tさんが、二人連れでやって来た。 なんとなく、今日はウイスキーを飲みたくなって、久しぶりに来店したのだと。 ジャック・ダニエルのダブルのストレートを飲みながら、テレビのコマーシャルの話になった。 「マスター、最近のテレビ、パチンコの機械屋さんの宣伝が凄いでしょ」 「そうですか、あまりテレビを見ないものですから」 「良い時間帯に、たくさんの宣伝が溢れていますよ。儲かりすぎて、使い道がないんですね」 パチンコの機械を作る会社の大手は、ほとんどが、株式の上場を果たして、莫大な創業者利益を享受しているというのだ。 そして、その機械は30万円という破格の値段で、パチンコ屋に卸される。 さらに、その機械は全て、国の検査を受け、認可されたものだけが、パチンコ台の裏に小さなシールを貼られ、市場に出るのだ。 その検査をする会社は、警察官僚の天下り先であり、その利益の一部が、警察官僚上がりの政治家に献金されるという。 だが、パチンコ屋に機械を卸す会社は上場できるが、パチンコ屋自体の上場は、いまだかつて実現はしていない。 上場の申請をした段階で、簡単に却下されるらしい。 明日23日から、政府による、第2幕の「仕分け劇場」が始まる。 様々な事業の是非を、公開の場で審議され吟味される。 無駄な事業を再審査し、整理したり、予算を削減することに、意義を唱えるつもりさらさらにない。 だが、まずは、パチンコ業界にはびこる、警察官僚の天下り先のような機関が、まずは、詳らかに洗い出されなければならないだろう。 先日、さる国立病院の研究室の室長が来店した。 彼は政府の第2次の事業仕分けを、かなり危惧していた。 前回の仕訳で、研究費が半分に削減されたらしい。 それにより、研究室の優秀な研究者が、民間に流れたという。 さらに、研究費が削減されるようならば、研究者は民間に流れるか、海外に流出していくのは間違いないと。 彼自身も、これ以上の仕分けによる削減が進めば、外国へ出かけなければ仕方ないことだと語った。 資源小国の日本は、科学技術の最先端を研究開発することが、最大の国益に繋がる。 そのためには、たゆまなく膨大な研究開発を進めるほかに生きる道はない。 発明や発見は、休みのない連綿と続く、果てしのない時間の彼方に、突如として発現する。 その長い時間の或る時に、もしも研究の時間が止まったとしたら、その時間は二度と戻ってはこない。 今回の事業仕分けは、ネット上の5サイトで生中継される。 平成のジャンヌダルク気取りの女性が、独立行政法人の責任者などに、眼を見開きながら、舌鋒鋭く切りかかる。 だが、事業仕分けの行く先を間違えれば、国の根幹にかかわることもあることを、深く考慮しなければならないだろう。 |
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或る告別式
2010年4月19日
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妻沼聖天山歓喜院を訪ねて
2010年4月15日
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フランシス・アルバート・カクテル
( Francis ・Albert ・COCKTAIL)
2010年4月9日
mr
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